BTCUSD大口も小口もショートをほぼ完全に撤収して一気にロングに切り替えてきています。CMEの取組高を見ても6月19日以降は取組高が積まれて価格が上昇していることから大量のロングが積まれていることがわかります。しかし、取組高の枚数ベースでもUSDベースでも過去に何度か頭打ちとなったポイント付近にきているので分岐点だといえます。
建値:$30711近辺
アセマネ大口
ロング+1063枚
ショート−191枚
直近のロング平均価格:$28642
直近のショート平均価格:$28265
アセマネ小口
ロング+520枚
ショート−1082枚
直近のロング平均価格:$28556
直近のショート平均価格:$27324
例えば、ETFの申請が完全に拒否されたり、ネガティブなニュースが出て下落し、再び上昇すると「やれやれ売り」が発生して上値が重くなりやすいですが、アセマネ勢が完全にロングに切り替えていること、エリオット4波目形成中である可能性を踏まえればもう一段上昇してもおかしくはなさそうです。いずれにせよ、流動性に対しては上値の重い場所には来ているので、これが解消しない限りはドラッティックな上昇には繋がりにくように見え、とりあえずは$28790~29750はアセマネのロング集積ゾーンを下抜けてこない限りは上昇圧力がかかりやすいように見えます。