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S&P500はディスインフレ確認でも反応薄くレンジで膠着

CME_MINI:ES1!   S&P500ミニ先物(当限つなぎ足)
今週の振り返り
先週の上値と下値をレンジとして今週はその範囲内で小幅な推移でした。
値動きはフィボナッチの100%と61.8%の間に収まっています。

今週の上値は4206.25から右下に下がるトレンドラインにぴったり抑えられて反落している。
一方で、下値も78.6%を少し下回った地点で反発し、限定的な値動きとなっています。

CPI・PPIのディスインフレ、さらにGoogleなどAIテーマが市場を牽引してるが指数の反応はそれほど大きくありませんでした。
地銀再燃の下落とミックスした値動きが見られます。
また、債務上限問題のプロレスが始まったばかりで決着が先に見えます。
この債務上限問題の結果を見守る展開となりそうです。
VWAP(オレンジ太線)と近い位置で動いていて、明確な方向性が見られません。

現状を見ると、上値がやや重くなってきており、トレンドラインを超えて4,200超えをテストするためには何らかの好材料が必要になりそうです。

次週のシナリオ
①上昇する場合

まずは黒色のトレンドラインを上抜けていくことが条件。
上抜けると、4度目の4,200超えチャレンジ。

4200超えした後は、前回まで変わらず。
次のテストラインは節目4,300が意識されやすい。
8月高値4327.5も意識されるラインなので、4,300~4,327の上値ゾーンを見ておくといいだろう。

②下げる場合
下げて調整する場合は、次の順で反発テストラインとなる。
どこまで押し目をつくるか見るターン。
  • まずは今週の下値ゾーン(赤いボックス)から近くのトレンドラインが超短期的な反発ポイント。
  • 赤いボックスを下抜けると、フィボナッチ61.8%ラインが次の目処となる。
  • さらに下に掘ると、下のトレンドラインがサポートラインとなる。

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