CME_MINI:ES1!   S&P500ミニ先物(当限つなぎ足)
今週の振り返り
火曜日から下落勢い強まり、平行チャネルの下限を木曜日に下抜けて強い下げを見せた。黄色のボックス圏がサポートにならずそのまま下抜けていることも弱さの表れか。
また、日足のEMA75を木曜日に下抜けて金曜日も戻しきれなかった。反発ポイントにならず今週の値動きの弱さを物語る。
メガテックも振るわず調整局面で、指数には重石になっているように見える。
フィボナッチでは50%にタッチ直前まで下げており、この先の下落の分岐点となるところまで下げたが、金曜日は反発して耐えた。木曜日までの弱さに対しては、金曜日のSQではしっかり目の推移だった。

次週のシナリオ
①上昇する場合
ここから反発する場合は、まずは黄色のボックス圏を超えていく上昇の強さが必要だ。上がっても戻り売りされやすいポイントなので注意。
ボックス圏の上限4,440付近を上抜けることが求められる。

4,440を上抜けて、さらに右下がりの平行チャネルを上に抜けていけるなら、フィボナッチ23.6% 4499.5前後まで上がれるかもしれない。

②下落する場合
もう1段の売りが続くなら、フィボナッチ50%を割り込むことがスタートポイント。その場合は、下記の順。

1) 2022年8月高値 4327.5前後
意識されやすい場所だが、出来高が薄い価格帯なので、ストンと抜けてしまう可能性もある。

2)平行チャネル下限・EMA200付近 4,240~4,250前後
今年はこの平行チャネルで動いてきていて、7月の高値も平行チャネル上限付近で値止まりしてから反落開始している。
下落調整もまずは平行チャネルの下限が目安となる可能性がある。

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