CME_MINI_DL:ES1!   S&P500ミニ先物(当限つなぎ足)
今週の振り返り

今週は、週足では2週連続の下落となった。上値は重くレジスタンスライン(点線の平行チャネル)で跳ね返される展開。
CPI上振れ、中東リスクなどリスク回避で下押しされた値動きだったようだ。

チャートでは7日出来高移動平均線が21日出来高移動平均線とデッドクロスしている。
これまでの上昇は21日出来高移動平均線をサポートに上がってきていたが、先週から21日出来高移動平均線を下抜け始めている。

レンジの動きから安値を更新する値動きに変わってきている。
金曜日のリスクオフでも直近の安値を下抜けて引けを迎えた。
フィボナッチ23.6%を下抜けたことからもう一押しあっても良さそうな動きで、値止まりする兆しはチャートには今はまだ現れていない。

New High-Lowsはマイナス圏に切り替わっており、指数には下落圧力がかかっている。
New High-Lowsがプラスに戻らないと厳しそう。

休日中に中東の動きがあったため、始値が下がったところから始まるかもしれないが、今後の情勢次第ではないだろうか。

次週のシナリオ
①上昇する場合


反発する場面になるなら、21日出来高移動平均線の上に戻せるかが目先のライン。
今週は木曜日以降は21日出来高移動平均線をローソク足の実体で上に戻せておらずレジスタンスに切り替わっている可能性がある。

21日出来高移動平均線を上抜けるならば5,300前後のレンジに戻していけるか。

②下落する場合

まずは75日出来高移動平均線の前後で値止まりするか確認ポイント。

次はフィボナッチ50%が目安だが、いずれも出来高が少ない価格帯のため裏付けが弱い。

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