koziii

S&P500先物、PCEインラインで上昇

CME_MINI_DL:ES1!   S&P500ミニ先物(当限つなぎ足)
今週の振り返り

週前半はPCEを控えてやや下落していた。
木曜日はPCEが予想インラインで鈍化の結果を受けて上昇開始。
失業保険の予想上振れもあり雇用の陰りもスパイスだったか。

今週は21日出来高移動平均線まで下がることもなく、7日出来高移動平均線の上を推移しており強気維持しています。
サポートライン(白色のトレンドライン)まで調整した後、PCEで上げるというわかりやすい値動きでした。

金曜日の上昇は、先週末の高値を上抜けていることから、こちらも強さを伺えます。
PCEを確認したあとの月初の買い戻しも起きていたかもしれない。

PCEインライン・失業保険上振れ・ミシガン冷え込みは長期金利の低下にも繋がり、長期金利を無視して上げてきた株式市場だが、長期金利の重石はやや軽くなったと見れる。

また木曜日のDELL好決算を受け、AI・半導体テーマの勢いが増したことも金曜日までの上昇を裏付けた。
AI・半導体テーマの強気が続く今は、下落トレンドに転換する兆しが見られない。

3月のBTFP終了、リバレポ残高の枯渇は懸念されているが、株式には余波は来ていない。

次週は、長期金利の低下が続くかどうかがISMサービスと雇用統計の結果に左右される。
株式はAIテーマが続く限りは今のところ陰りがないまま強気相場が続くだろうか。

次週のシナリオ
①上昇する場合

引き続き5,200の節目が次の目安。
強気相場が続く限りは、N波動の2倍水準5,296が次のターゲット。

②下落する場合

引き続き右上に上がるサポートラインを下抜けてからが下落トレンド転換の可能性。
オレンジ線の平行チャネルがサポートになる可能性もあるので、大きく崩れる値動きになるにはまだ距離がある。

下抜けてもフィボナッチ50%(4,925)前後で止まれるか確認したい。

免責事項

これらの情報および投稿は、TradingViewが提供または保証する金融、投資、取引、またはその他の種類のアドバイスや推奨を意図したものではなく、またそのようなものでもありません。詳しくは利用規約をご覧ください。