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3度目の4,500チャレンジも利確売りで失速。4度目があるか?

CME_MINI:ES1!   S&P500ミニ先物(当限つなぎ足)
今週の振り返り
短縮取引だった月曜日に3度目の4,500超えを目指したが叶わず、利確売りで失速した。
火曜日は休場だったが、水曜日以降も売りは続き金曜日まで下げている。

金曜日は雇用統計が、雇用者数の下振れをこなして一時は上昇したが、やはり売り圧力に見舞われ、発表前の水準に戻ってしまっている。
ローソク足は長めの上ヒゲが結果として残った。
賃金インフレは引き続き伸長したが大きな売り圧力になるほどの数値感ではないと見える。

今週の動きを見ていると、上は4,500の節目で売り圧力、下は買い向かいたい勢力があるようで、今だレンジの動きを想定できる。

このまま下がるとダブルトップの形成だが、6月26日安値を下回るまでは未完成で反転もありえる。

注意したいのは、10年利回り4%超、実質金利も急騰していることから上値に重石がかかるかどうか。

しかし投機筋のネットショートは維持しているところから、大きな下げも今のところは想定しにくい。そんな状況。

サマーラリーの恩恵を今年は受けられるといいですね。

次週のシナリオ
①上昇する場合

まずは4回目の4,500チャレンジ。
何度も節目をトライするときは、上がりたくなってるチャート。
上に抜ける確率は高めのパターンだが今回は如何に。

次に4,500を上回り上に続く場合は、22年3月高値4631.5が意識ライン。

②下落する場合
落調整する場合は6月26日の安値4368.5が押し目ポイント。
4368.5を下抜けるとダブルトップ完成で下げやすいチャートパターンに。
しかし、前後で反転し、ダブルトップ否定が起こりやすいとも考えうるので圧力の強さ・値動きを見届けたい。

4368.5を明確に下回る場合は、次は22年8月高値4327.5が目安。

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