CME_MINI_DL:ES1!   S&P500ミニ先物(当限つなぎ足)
今週の振り返り
今週はCPI・PPIともに予想上振れの結果でインフレ再燃が懸念されたようだ。
小売売上高は前回値の下方修正、今回結果の予想下振れで減速している。

チャートは先週と似たような値幅でレンジを推移するような値動きでした。
月曜日は金曜からの下落を引き継ぎ一時的には下げるが、21日出来高移動平均線を下回ることはなく反発した。

火曜日はCPI発表後、出来高増加を伴って上昇した。
木曜日には週足高値をつけたが、PPI上振れ・小売減速が発表された後は反落。

金曜日はクアドルプル・ウィッチングだったが大陰線になるような大きな動きはなく通常の下落で通過した。
金曜日も21日出来高移動平均線を下抜けることなく、まだサポートされている状況だ。

次週はFOMCを控えているため微妙な位置だが、21日出来高移動平均線を下抜けていく場合は注意したい。
日柄調整でレンジ形成に移行していく可能性もある。

次週のシナリオ
①上昇する場合


反発する場合は、5,727.25の最高値がまずは目安。
このラインを上抜けるなら、上昇トレンド継続と見ればいいか。

②下落する場合
21日出来高移動平均線をローソク足実体で下抜けていく場合は、短期的な値幅調整が始まる想定。

軽い調整ならフィボナッチ38.2% 5,069前後での値止まりがあるかが確認。

38.2%で止まらない場合は、75日出来高移動平均線が伸びた先、フィボナッチ50%前後でサポートされるか見たい。

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