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3度目の4,200超えも阻まれたS&P500

CME_MINI:ES1!   S&P500ミニ先物(当限つなぎ足)
今週の振り返り
月曜に4,200超えをテストしたが、4,206が天井で反落に向かった。
月曜から木曜にかけて債券買い・株式売りのリスクオフな動きでした。
米地銀の次の地雷探しで銀行株の売り浴びせ、パウエルの早期利下げ否定などの下落材料で反落に拍車をかけた。

木曜日にはサポートゾーンの紫色ボックスを少し下抜ける場面があったが、3/13安値~5/1高値で引いた短期フィボナッチの61.8%付近で下げ止まり。
調整下げが終わったと見て、ここから急騰するが、タイミングは雇用統計発表。

雇用者数は予想上振れの強い結果に見えたが、雇用者数の増加は減少傾向だった。
また2月~3月に下方修正があったことから、速報値ほど強い結果ではないことが見える。

アップル決算も無難通過によりメガテック全体の堅調さが確認できたので、ポジション調整で控えてた勢が出陣する週となった向きもある。
また、金曜はJPMが米地銀を「買い」アップグレードしたため、売り浴びせのショートカバーが入った。

次はCPI・PPIで再インフレ懸念が解消されるかどうかが問われる週。

次週のシナリオ
①上昇する場合

現状はレンジ内での推移なので、もう1段上の上昇を狙うには、4,200超えがキーポイントとなる。
溜まったショートも明確な4,200超えが確認できれば、ショートカバーで上昇に勢いづける可能性がある。

4200超えした後、次のテストラインは節目4,300が意識されやすい。
8月高値4327.5も意識されるラインなので、4,300~4,327の上値ゾーンを見ておくといいだろう。

②下げる場合
下げて調整する場合は、まずは前回安値止まりした短期フィボナッチ61.8%の4,066が意識されるラインでしょう。
ここが第1テストポイント。

4,066を明確に下回って下げる場合は、節目~短期フィボナッチ50%ラインが次のテストゾーン:4,000~4022.75

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