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S&P500先物、最高値を更新するが不安定な値動きへ

CME_MINI_DL:ES1!   S&P500ミニ先物(当限つなぎ足)
今週の振り返り
月曜日に先週末より若干高値を伸ばしたが5066.5で止まり、節目の5,100をチャレンジすることはなかった。
火曜日には予想を上回るCPIの結果を受けて下落しました。

火曜日は出来高が増えて下げたが、安値のトレンドライン(白)がサポートとなって反発した。
丸印の箇所。この値動きは一過性の利確に見える。
オレンジ色のトレンドラインもサポートと機能し始めているのだろうか。

反発上昇したが5066.5に届かず、金曜日のPPIもCPIに続いて予想を上回り、下落の材料とされた。

CPI/PPIの予想上振れは、FRBの「利上げを急ぐ必要がない」主旨をサポートするものとなった。
先週まで5月から利下げ開始と予想されていたが、今週は利下げ開始は6月に延期する確率を織り込み、長期金利は上昇を継続した。

金曜日に下げたと言っても、今は依然として高値圏にいる状況だ。

次週は注目されているNvidiaの決算だ。
先鋒はウォルマートの決算も予定されている。
NVDA決算が天井との声もあるが、下がるとしても押し目が提供される買い場と見る向きが多いか。

サポートライン(白のトレンドライン)を下抜けるなら、買い場探しの旅が始まる。
2月後半から3月はアノマリーで市場が弱いと言われているが、どこまで下げるかを観測、注視するといいだろう。

しかし、市場が強気を継続し上昇するならば、高値5066.5を上抜けたところから上値追いするといいだろう。

次週のシナリオ
①上昇する場合

強気継続ならまずは高値5066.5を上抜けると、高値更新継続。

次は5,100節目にトライは変わらずの目線。

その次は5,300を目指すのか見てみたい。
ここはN波動の昨年7月から10月までの下落の2倍にあたるポイント。

②下落する場合
トレンドライン(白色線)のサポートを下抜けたら、上昇継続から短期下落へ切り替えと見る。

火曜日の安値止まりしたフィボナッチ61.8% 4,942で止まるか確認したい。

61.8%で止まらない場合はまずは100%の4,866を目指す可能性がある。

さらに下がる場合はm4,800前後が出来高が多い価格帯のため、この辺りが値止まりするサポートとなるか確認ポイント。

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