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S&P500先物、短期フィボナッチ78.6%まで下落

CME_MINI:ES1!   S&P500ミニ先物(当限つなぎ足)
今週の振り返り

今週は日足のVWAPを下回ったまま弱い推移が続いた週でした。

木曜日にはCPI発表があり、予想に対してやや下振れの結果だった。反発上昇を見せたが、買いは続かず短期のフィボナッチ38.2%を上回れなかった。

反発上昇の頂点は滞在時間が短く、絶好の売り場にされたことがわかる。

金曜日のPPIは上振れだったことから、売りが続き、短期のフィボナッチ78.6%まで下落した。

78.6%から反発を始めている最中で、一旦の調整はいいところに来ている節はある。ごく短期でみればここで上がり始める向きも可能性としてある。

しかし今はまだダウントレンド継続中のため、短期フィボナッチ78.6%を割り込む展開になれば、上の黄色ボックス圏まで下げて、そこで止まるかのテスト場となるだろう。

次週のシナリオ
①上昇する場合

反発する場合は、短期のフィボナッチ38.2% 4,549.25付近がレジスタンスとなっていそうなのでテストされる場面だ。

4,549を上に抜けていくなら、7/27高値4634.5の再トライが視野に入るが、利確の売り圧力が強くなりやすいだろう。

②下落する場合
1) 短期フィボナッチ78.6% 4,459

金曜日に反発したラインで、ここを割り込むと次の下落につながりやすい。

2) 上の黄色・長方形ボックス圏
5月から引いたフィボナッチの38.2%前後となる場所、かつ、山を2つ作った出来高が多めの価格帯。値止まりしやすい可能性のある場所。

3) 2022年8月高値 4327.5
引き続き意識はされやすい可能性はある。

チャート上は意識されやすいポイント前後のフィボナッチ50%・61.8%付近で反発するかのテストはありえそう。ただし、今年は出来高が少ない価格帯のため、すり抜けていく可能性も十分ある。

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