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イーサリアム(ETH)はこれまで強く機能してきたサポートラインを割る動きを見せる、今後の価格はどうなるのか?-1月27日チャート

BITFINEX:ETHBTC   イーサリアム/ビットコイン
上値を切り下げてきた仮想通貨イーサリアム(ETH)は本日サポートラインを割る下ヒゲを形成
ETH/BTCの2時間足チャートを見ていきます。1月22日より0.0322BTC台をサポートラインとした揉み合いが続いているETHはサポートラインに接触する場面ではしっかりと反発が起きており、ETHチャートには複数の長い下ヒゲを伴うローソク足が形成されていることがわかります。

しかししっかりとしたサポートラインに対してETHの上値は強い上昇を見せることなく、更に上値を切り下げる値動きとなっており、ETHチャートでは徐々にサポートラインに張り付いた値動きへ切り替わっていました。一目均衡表の雲もETHチャートの上値に位置しており、大きく上昇する動きを阻害する因子となっています。

そんな中、本日1月27日には遂にサポートラインを一時的に割る下ヒゲを形成することになったETHは、今後サポートラインがブレイクされる危険性が高まってきたといえるでしょう。
ETH/BTCの4時間足チャートを見ていきます。1月20日以降、サポートラインで強い支持を受け続けたETH。ETHの注文比率も合わせて見た場合、1月20日に売り注文を大きく溜めたETHはその後売り注文を解消する動きへ切り替わっています。

サポートラインが強く機能した要因として、このETH売り注文の解消という点が一つ挙げられるでしょう。しかし本日1月27日には遂に1月20日に溜めた売り注文量を全て解消した形となっており、買い圧力を発生させる要因を一つ失った形となりました。更にETHの売り注文は本日から再び上昇する動きへ切り替わっているため、今後は更なる強い売り圧力が加わる見通しとなり、本日一時サポートラインを割る下ヒゲを発生させた一つの要因とも言えます。

今後もETHの売り注文が上昇する場合、ETHチャートでは完全にサポートラインを割る動きへ切り替わることになるでしょう。今後ETHがサポートラインを割る場合、次なる直近安値は0.0316BTC台近辺となり、意識されやすい価格帯の一つといえるでしょう。

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