OANDA:EURUSD   ユーロ/米ドル
4H足で分析。下方向を予測するも、ECBが25bpではなく50bpの利上げを決定し、ロシアからドイツへのガス供給も量は少なくなったが、行ったことにより、上昇方向。
イタリアの債務危機、以前から考えているウクライナ紛争による難民等の混乱、欧州はロシアに資源依存しているのに、一方ではウクライナに武器供給している等の矛盾があり、欧州の混乱は今後ますます悪化する。
チャートからは、ローソク足がEMAを上抜けして下方向への拡大から収束状態⇒上下どちらに拡大するのかを見極める状態。
資源供給をアメリカに頼る中、ドル高基調になり、ユロルが長期的には下方向になる考えは変わらないが、今後考えられる展開は➊パリティー割れをした反動で1.03702付近まで上昇後に下落、❷レンジ形成後に下落❸再びパリティ割れに向かう下落の3通り考えられ、絞り切るのが難しいため、短期的な戦略は様子見。
冬が近づけば、当然エネルギー問題が今よりクローズアップされはじめ、戦争の早期終結を望む声が強くなる。(ロシアが求める戦争終結は、ウクライナをNATOとの軍事的な壁に利用できる状態にすることであり、ウクライナのEU加盟は、あり得ない)
ロシアは、エネルギー供給を交渉材料に欧州の分断を図るので、今後、資源供給に問題を抱える欧州が一枚岩で、ロシアに制裁を加えることは難しくなる。
欧州が混乱に陥るリスクは高く、年末にかけてユーロが大きく下げる考えは変わらない。

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