【EURUSD】相場分析20200514 方向感なきユーロドル。トレードは休止しましょう。

方向感のない状態が続くユーロドル。
現在日足では、三角保ち合いが形成されており、かつレンジ相場でもあるというトレードしにくい局面が続いています。
こういう時は無理してトレードせずに、方向感が出てくるのを待ちましょう。

現在の日足チャートでは以下の3つがポイントです。
①三角保ち合いをどちらに抜けるか?
->上に抜ければ、②の可能性
②週足の下降チャネル中央線でレジスタンスされて下降するシナリオ
->仮に下降し始めても、③のレンジに阻まれレンジ継続の可能性あり
③レンジ相場継続

<長期足>
月足
月足ではチャートに示したように、赤と緑のラインによる三角保ち合いが形成されています。
スナップショット


週足
月足の下降トレンドの中を、赤の下降チャネルに沿って下落しています。
この下降チャネルも長期間にわたって継続しているチャネルであり、今後の相場展開の目安となりうる確率は非常に高いチャネルです。

スナップショット


<中期足>
日足(最上部チャート)
冒頭で記載した通り、3つのポイントがあります。

①三角保ち合いをどちらに抜けるか?
日足でも過去数週間に渡り、三角保ち合いが形成されては抜け、また新たな三角保ち合い形成という状況が継続しています。正直つまらない相場です。
現在は日足チャートに示したオレンジの三角保ち合いができています。
->この三角保ち合いを上に抜ければ、今度意識されるのが、週足下降チャネルの中央線です。
->②を参照

②週足の下降チャネル中央線でレジスタンスされて下降するシナリオ(青の折れ線)
->仮にこのラインで下降し始めた場合、次に意識されるのが、現在日足で続いているレンジ相場の下限(青のライン)です。
->③を参照

③レンジ相場継続(ピンクの折れ線)
現在日足では青の水平線を上限下限とするレンジ相場の最中にあります。
②で下降し始めたとしても、今度は再びレンジの下限でサポートされ、レンジ相場継続の可能性があります。

以上、方向感がなく、トレードしにくい相場のユーロドルは、しばらくトレード休止が賢い選択肢と言えます。
あえて狙うのであれば、②の下降チャネル中央線でレジスタンスされての短期ショートでしょうか。

Chart PatternsEURUSDTrend Analysis

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