【EURUSD】相場分析20200229 月足下降トレンドライン1.11付近からの再度のショート狙い

2週間前の急落から2017年の窓埋めを経て、再度急上昇という乱高下を見せているユーロドル。

この上昇がもう少し継続して長期下降トレンドラインである月足下降トレンドラインまで戻ってきたところのショートが狙いどころです。

改めて月足から相場環境認識をしてみましょう。


<長期足>
月足
赤の下降チャネルで示したように下降トレンドが継続中です。
最後のローソク足を見ると、長い下ひげが緑のトレンドラインを貫いていることがわかります。

スナップショット


週足
週足で見ると、緑のトレンドラインを下抜けた後に2017年につけた窓を埋めた後、大陽線をつけて緑のトレンドラインを再度上抜けしたという局面。
直近2週間で下げた分のほとんどが戻されていることがわかります。

スナップショット


<中期足>
日足
2017年の窓の下限にタッチしたローソク足は、1.08,1.09,1.10という3つの節目を一切の躊躇もなく上抜けしていき、現在は1.10250の終値で終了しています。

この上げの背景にある事象ですが、二つあると思っています。
・一つはコロナウイルス感染拡大による米国株の大幅下落に伴うドル安の動き
・そしてもう一つは直近続いていた長い下落の利確->つまり買い
この2つが合間ってユーロドルの急上昇を形成したとみています。

シカゴ通貨先物の投機筋ポジションを見ると、ユーロドルのポジションはかなりショートに傾いています。
日足レベルで2020年年始から続いていた下落により積み上がっていたショートポジションも、この急上昇により徐々に解消され、ポジションはロングに傾き、それが月足の下降トレンドラインに接近したタイミングで、また売り圧力に晒されて再度下落する、そんな動きを想定しています。

<シカゴ通貨先物投機筋ポジション: 2020/02/25時点データ>
https://drive.google.com/file/d/1L6nsX1jVBFa0rseNjw9f5u-IUimjvxkb/view?usp=sharing

<今後のシナリオ>
上記の通り、このまま上昇を継続して、月足下降トレンドラインに接近したところで大きな売り圧力が働き、下降トレンドラインを起点に再度下げ始める動きを想定します。
200MA(水色のライン)が月足下降トレンドラインと重なってきていることからもこのラインでの下落は可能性が高いとみています。
200MAと月足下降トレンドラインの接点が1.11付近となっていることも考慮して、キリ番である1.11からのショートを狙う戦略です。
Chart PatternsEURUSDTrend Analysis

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