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【GBPAUD】相場分析20200615 4時間足逆三尊完成による上昇トレンド転換と2つのロングエントリーポイント解説

ロング
FX:GBPAUD   ポンド/豪ドル
【サマリ】
2ヶ月近く下げ相場が続いてきたポンドオージー。6月に入ってから下げ止まり、4時間足において逆三尊が完成。上昇トレンドへの転換が期待できる局面に入りました。今後は上目線で相場を見ていくと共にロング戦略を考察します。

【詳細】
長期足の確認による環境認識です。

<長期足>
月足
赤と緑の斜線で囲まれた三角保ち合いの中にあります。


週足
2020年3月末に三角保ち合い上限に達してから反転下落して、2ヶ月近く下げ相場が続いていました。
9週間の間で陽線となったのはたった2週間だけ。そして先週も陽線となり反転上昇の兆しが出始めています。
主要な高値安値にオレンジの水平線を引いて今後のプライスアクションを観察していきます。


<中期足>
日足

日足でのポイントは以下です。
・6/8からオレンジの水平線でサポートされて戻してきてはいるものの、移動平均線はまだだいぶ下に傾いていることと、ボリンジャーバンドもかなり下向きであることからまだ継続下落の可能性はあります。
・直近の下げに対して赤の下降トレンドラインを引いています。
このラインとオレンジの水平線が交差するオレンジの丸の部分をを上抜けてくると上昇転換の可能性が高くなると見ています。


4時間足(最上部チャート)

4時間足では逆三尊が完成していることが確認できます。
青のネックラインを上抜けて、押して上昇、そしてまたネックラインまで押してきたという状況です。
これによってできた上昇の波に緑線で上昇トレンドラインを引きます。
現在のローソク足はちょうど緑の上昇トレンドラインと青のネックラインの交差点付近にあり、絶好の買いポイントです。
一方、ローソク足の上には日足で引いた赤の下降トレンドラインが迫ってきていますので、ここでレジスタンスされる可能性もあります。
よってここではロング戦略を二つに分けて検討します。


<今後のトレード戦略>
逆三尊完成を受けて上昇目線でロングを狙っていきます。(番号は4時間足の矢印番号に対応)

1.緑の上昇トレンドラインを下抜けしないことを確認してから、1時間足で上昇トレンドラインを背にしてロングエントリー(青の折れ線のイメージ)。
これを買いているのが日曜日であるため、週明けの動きに着目して今の位置から大きく下げてきたり流れが変わらないことを確認します。
そして価格が上昇して日足の赤の下降トレンドラインまで来たら一旦利確します。日足下降トレンドラインと4時間足上昇トレンドラインで三角保ち合いができているため、赤のトレンドラインで戻される可能性もあるからです。

2.赤のトレンドラインを上抜けするようであれば、上昇トレンドへの転換の色合いがさらに濃くなるため、ここから再度ロングを狙っていきます。
その際のエントリーはよりエントリーの精度を高めるために、赤の下降トレンドライン付近に存在するオレンジの水平線を超えたところでエントリーします(ピンクの折れ線のイメージ)。
これは仮に赤の下降トレンドラインを上抜けたとしてもオレンジの水平線で抵抗にあって下がっていく可能性を排除するためです。

■”なぜ”がわかる相場分析
・チャートの動きというファクトを元に
・客観的かつロジカルに
・初心者でもわかるように
相場展望を解説

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