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ポンドドル ポンド情勢を整理して挑むべし

ショート
FX:GBPUSD   ポンド/米ドル
チャートは4時間足です。

結論から言うと今週は下落してから上昇する流れと予想しています。
ひとまず、ポンド情勢を整理していきます。

まずポンドドルはドルの動きに影響されやすいので、今週のFOMCでポンドドルは下落するのではないかと見ています。
その理由についてはドル円のアイデア投稿に投稿しているので、そちらを参照してください。

そして2日(木)にBOEの政策金利が発表されます。
前回は0.5%の利上げを行いましたが、2名の方が据え置き票に入れており、弱気な利上げとなってポンドは下落しました。
今回の政策金利は0.5%の利上げが市場コンセンサスとなっており、実際にインフレ率も10%を超えているので恐らくここは予想通りになるんじゃないかと思っています。(もし0.25%ならポンドは下落必至)
そして注目ポイントとしてはやはり投票配分はどうなるかというところです。
投票権を持っているのは9名ですが、例えば0.5%に4票、0.25%に2票、据え置きに3票、などのように多数決では0.5%に決定するけど残りの票が0.25%以下に入るとそろそろ利上げが終了するのではと市場にメッセージとして伝わってしまうことになります。
前回のベイリーBOE総裁は市場予想ほどターミナルレートは高くないというような発言も残しています。
このあたりの金利維持の水準や、QTに関しての変更がないかなどは材料になるので見逃したくないポイントにもなります。

また、今回はスーパーサーズデイと呼ばれており、四半期レポートも発表されます。
直近数回のスーパーサーズデイではGDPやインフレ率などの下方修正が続いており、今回はその見通しに修正が入るか、またどれほど入るのかが焦点になるかと思っています。
そして今年のターミナルレートが明確になってくるかなと思うので、ここはかなり重要ポイントになります。
そしてインフレ率はどのように推移していき、前回の四半期レポートの予想とどう変わるのかも見ておきたいです。
あまり期待はしていませんが、もしインフレ率やGDPが上方修正が入るとポンドにとっては良い材料となるので、ポンド買いに動くかなとは思っています。
ただしイギリスの雇用はまだまだタイトなので、インフレ上昇圧力はまだ残っているのであまり楽観視はしていません。

また、現在イギリスではストライキが起きており国内も大荒れ状態なので、あまり積極的に金融政策はとらないんじゃないかとも思っております。

よって、どちらかと売り材料が出てくる可能性の方が高いと考えているので、政策金利発表後はポンドドルは下落方向に考えています。
具体的には1.212ドル付近までは少なからず落ちてくるのではと思っています。
今晩のロンドンフィキシングの動きを見て売りから入れそうなら成行で入ろうかなと思っています。


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