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$NDX フィボナッチ61.8%を天井に78.6%を下抜けたナス。来週はレンジ下限を下抜けるかどうかのテストか?

NASDAQ:NDX   ナスダック100指数
今週は、FOMCの発表をきっかけにフィボナッチ61.8%ラインを天井に急落した(赤丸箇所)。
EMA20とEMA40は乖離幅が拡大しているので、下落トレンドを強めているフェーズ。
上位足の20週EMAも下向きの傾斜がより強くなって弱気目線。

木曜にはフィボナッチ78.6%ラインおよび節目の11,600をプレの時間帯で下抜け、そのまま下落となった。
金曜はさらに窓開けで始まり、6月16日安値に接近した。
しかし金曜の後半には安値買いにより反発し、下ヒゲをつけた陰線で週末を迎えた。

現在は短期的には高値13,720(8/16)・安値11,037(6/16)のレンジで推移している。
レンジ下限の6/16安値を下にブレイクするかどうかが現実に近づいてきた。
手前の高値としては12,752があるが、ここまで戻る材料はまだ出てきていないように見受けられる。

来週の考えられるパターンは3つ。

①短期反発が続き78.6%ライン付近まで上昇
週末の安値買い反発を続けて、78.6%まで短期上昇するパターン。
反発が続く場合は、今週の窓開けを埋める形だ。

EMA40から大きく乖離しているため、どこかで反発する可能性がある。
すでに安値ゾーンに突入しているため、安値買いが発生するだろうが、方向が定まるのは売り圧力との勝負次第。
このパターン①では買い圧力が多数派となって勝つケースですね。

78.6%ラインまで到達する場合は、ここがテストラインとなって、上に抜けるかどうかが試される。
今週下抜けるときはサポートラインとして機能しなかったので、
今回も機能せず上抜ける可能性はあるが、そこまで上に行ける材料がなにか?が気になる。
レジスタンスとして機能すれば、このラインで反落する可能性がある。

②100%ラインまで下落後、安値買いの反発
6/16安値(100%ライン)まで下落、レンジ下限で安値買いの買い圧力が勝つパターン。
この3か月のレンジ下限のため、大きな節目。

レンジ下限では安値での買い圧力が強くなりやすいが、下に抜ければ売り圧力が強くなるゾーンでもある。
どちらが多数派になるかで方向性が決まるが、100%ラインで一度、反発するパターン。

③100%ラインを割って下値深掘り
レンジ下限で売り圧力のほうが勝って下抜けるパターン。
3か月のレンジを下抜ける場合は損切りも巻き込んで売り圧力が強まり、急落となる可能性があるので注意。


上記3パターンに限らず、すでに安値ゾーンに突入しているため、
安値買い圧力と売り圧力の勢力争いが続き、レンジ下限近くでグダグダ小幅な上下もありえるでしょう。

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