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$NDX ナス100は6/16安値テストに失格、次週2パターン

NASDAQ:NDX   ナスダック100指数
ナス100は続落(▲4.64%)となった。
意識していた6/16安値を金曜に実体で下回って、テストに失格。
木曜にテストして一度は戻したのだが、売り圧力は強く下目線となった。
月末リバランスの影響もあるのかもしれない。
水曜から金曜にかけては下値切り下げ・上値切り下げの下げトレンドだ。

10年金利が一時4%を超え、週末も3.8%台で推移。株価には下押し圧力となっている。
水曜はBOEの緊急国債買い入れの発表とともに、米金利低下・指数上昇となったが一日天下で終了。

テクニカルだけ見る限りは、下目線の強さが際立った。

10/3週の値動きパターンを2つ考える。

①反発上昇を試みるパターン
すでにEMA40(赤色曲線)からは乖離率が高い状況が続いている。
また、機関投資家のセンチメント(NAAIM)は近年稀な低水準ゾーン。
ポジションが軽いところを見ると、大きく売る材料が出てこなければ、
買い戻しの動きが起きる可能性もある。

10年金利が低下すると、よりポジティブに働きやすいだろう。

短期的な反発が起きる場合は、水曜日の高値(11,546.87)を上抜くことが条件。
ここを上抜ければリバウンド継続で12,000付近を目処に目指せる可能性はある。
1週で12,000まで登ることは難しそうなので、継続のときは2週くらい見たほうがいいか。
ただし、一目均衡表の基準線(赤色線、ガタガタした形のほう)あたりが
上値の天井になる可能性がある。

②さらに続落するパターン
6/16安値を下抜けしたことで、弱気目線継続により下げ続けるパターン。
この場合は、下のサポートラインが見当たらず深さは読みにくい。
しかし、株価の水準からすると、下げる材料が出てこないと実現しにくいようにも見える。

10年金利が4%を超えていくようなことがあれば、②パターンの発生確率が上がりそうだ。

欧州の金融危機が先か、BOEの話題で再度金利低下が起きるか、
ウクライナ・ロシアの状況変化があるか、ISMでサプライズが起きるのが先か
どんな材料に反応するかを見て適宜レンジ内での値動きを判断したほうがいいだろう。

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