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【TRYJPY】相場分析20200425 15円割れ、最悪10円台まで下落可能性あるトルコリラは買ってはいけない

ショート
OANDA:TRYJPY   TRY/JPY
初のトルコリラ円相場分析です。

コロナウイルスの感染者拡大が続くトルコ。トルコ中銀は8会合連続での利下げを発表し、トルコリラ安に拍車がかかっています。
トルコリラ円ももともと長期にわたって下落トレンドにありましたが、今後も下落の可能性が高まっています。

長期足に基づく環境認識から、今後のトルコリラの展開を考察します。

<長期足>
月足
2008年からの超長期下降トレンドです。
赤の下降チャネルに沿った下落が続いていることが確認できます。



週足
週足では3つのラインを引くことができます。
・月足の下降チャネルの内側の下降トレンドライン(オレンジ斜線)
・2018年8月につけた史上最安値ライン(青の水平線)
・2018年8月最安値からの安値切り上げライン(緑の斜線)

上記の通りラインを引くと、
・オレンジの下降トレンドラインを上抜けたのち、再度トレンドラインに接近し、レジサポ転換の可能性
・緑の斜線を下抜けたことによるさらなる下落継続の示唆
・青の水平線に価格が到達し、水平線を下抜けの可能性
と単純なラインを引くだけでもこれだけ相場の状況を可視化して読み取ることができます。



<中期足>
日足
日足では以下の点に注目です。
#1. ローソク足がオレンジの下降トレンドラインと2018年8月の史上最安値ライン(青の水平線)の交差点に位置している
->ここを下抜ければオレンジの下降トレンドラインと青の水平線という二つの意識ラインがレジサポ転換し、一気に下落の可能性が高まります。15円割れは時間の問題でしょう。
#2. 日足直近の下落の谷に対してフィボナッチエクスパンション(ピンクのレベルライン)を引くと、1.618ラインがちょうど14円ラインと重なります。
#1による下落が継続する場合は14円までは下降し続けることが予測できます。
またフィボナッチエクスパンションの4.236ラインが10.070に位置しており、最大下落の底が10円台になることも考えられます。

<今後のシナリオ>
ファンダメンタル的要素では下落が続いていく可能性が高いです。
テクニカル的には、日足で述べたように、下降トレンドラインであるオレンジ斜線と史上最安値ラインである青の水平線の交差点を下抜けるかどうかが大きな分岐点と言えます。
ここを下抜け、15円を割れ、14円までは落ちる可能性は非常に高いと考えます。

絶対に買ってはいけない通貨ペアです。


■”なぜ”がわかる相場分析
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