RYUJI_NAKAYAMA

USDCHF 安全資産としてフラン買いが継続するか

ショート
FX:USDCHF   米ドル/スイスフラン
ドルフランは、トレンドとは言えない(適度な戻りが無いため)が、フラン買い(下方向)がずっと続いている状況。
また、ドルフランはユーロドルと逆相関の関係にあるが、EURCHFを見てみると、こちらも下落が続いており、やはりフランが買われている事がわかる。

EURCHF【日足】


ドルフランを4時間足で拡大して見てみると、方向感のあるレンジ(チャネル)の状態が続いていて、週末金曜日の米国雇用統計の結果を受けて、一時的にチャネル上辺をブレイクして上昇したが、すぐにチャネル内にまた戻ってきている。

USDCHF【4時間足】


米国の経済指標発表も全面的に内容の良い結果で、ドル高に振れても、、と思いつつも、やはりFOMCで年内にテーパリングが開始される可能性が示唆されたことで、大きな動きが出なかったのではないだろうか。

リスクオフとなってくると安全資産に資金が流れやすくなってくる。
という事で、金や米国債利回りを見ると、金が上昇し、米国債利10年利回りも下落している(米国債が買われている)。


金相場

米国債利10年利回り


一方、ドルフラン同様に安全資産とされ、相関関係にもあるドル円も金曜日の米雇用統計発表以降、円高方向に進んでいるが、114円を中心としたオプションの影響がかなり強く、なかなか動きがない状況が継続している。

USDJPY【4時間足】

このオプションに近寄っていく流れを狙いにいくことも出来るが、現状では、ドルフランの方が方向感がまだあり、仕掛けやすいのではないかを考えています。

やはり、仕掛けるにあたり、できればドル円も下落していて欲しい。そうなると日経225も合わせて確認しておきたい。

日経225【日足】

現状は、もう少しで30,000円というところに位置しており、30,000円というキリの良い場所から売り圧力が高まり、図のように下落してくるようであれば、追風が強まってくるだろう。⇒ドル円も下落しやすくなる。

来週は、特に重要な経済指標発表もなく、前週の結果を受けて、相場の参加者も増えてくるのでは。
週が明けてまずは、①窓(ギャップ)が開くか。もし窓が発生したら、まずは窓埋めを狙いに行く。

基本的な戦略としては、チャネル上辺からの売りを狙いに行く。
おそらく明日のピボットポイントが、チャネル上辺の少し上ぐらいになると思うので、タッチして上辺を切り下げてきたら売り。
ただ場所が中途半端で、仕掛けにくいので、みんなが仕掛けやすい場所(勢いがつきそうな場所)を考慮して、キリの良い0.91000から売りで仕掛けていきたいと思う。

USDCHF【4時間足】メインアイデア


逆に、0.91500を切上げて上昇していくようであれば、このアイデアを白紙に戻し、新たにアイデアを立て直したいと思う。


USDCHF【4時間足】サブシナリオ


まずは、週明け月曜日の動きを見て判断していきたい。

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