トレンドラインを引こう ~チャネルの中にチャネル?~

ドル円 日足チャートです。

トレンドラインを引きながらチャートからヒントを探していきましょう。
チャートは「宝の地図」であり、その宝を見つけるためのヒントを探すものです。
チャートをどれだけ見ても「トレードの聖杯」はありませんよ。
勉強あるのみです。頑張りましょう!

では、移動平均線大循環分析(イド大)で見てみましょう。
第4ステージの安定下降期となっています。
売りエッジ(優位性)がある状態ですので、売りで利益を伸ばす局面ですね。
価格が帯の下で推移していますので、非常に分かり易い動きをしているのが分かりますね。
そして、高値と高値を結んだ線をトレンドラインといいますが、それと並行に安値と安値を結んだラインを合わせてチャネルラインといいます。

綺麗なチャネルラインを形成しています。
現在は、大循環MACD(大マク)の、帯MACDが拡大から縮小に向かってきていますので、イド大の下降帯の幅が小さくなってきていることが分かります。

そして、青色の点線でラインを2本入れると小さなチャネルラインのようにも見えますね。
価格が青色の点線の上下どちらに抜けてくるかが、最初のポイントになります。
この動きが中段保ち合いのフラッグ型であれば、下抜けて下降トレンド継続となります。

トレンド転換となれば青色の線を上抜けし、尚且つ、赤色のチャネルラインをも超えてくるでしょう。

現状は、大循環ストキャス(大スト)がボトムゾーンから上抜けてきました。
確かに「買い」のサインではありますが、流れに反した「買い」であることを考慮すると、ロスカットの可能性が高い「買い」であることが分かります。
ゆえに、買うならロスカットは絶対で厳しめにする必要があります。
もしくは、買わずにもう少し流れを見て、売りを一部利食いをする程度にしておくかですね。

チャネルラインは価格推移の上限、下限だけでなく、
そのチャネルの中間点を超えてきたところも小さなヒントになります。

移動平均線大循環分析に少しプラスαをすることで、精度が変わってきます。
大マクや大ストをプラスしてもよいでしょうし、トレンドラインを引くのもよいでしょう。
トレードの精度を上げるために一緒に学んでいきましょう。
Chart PatternsTechnical IndicatorsTrend Analysis

神藤ラインでトレンドの初動をつかむ!
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