日銀介入により投機筋が損失を抱えている場合、いつまで建玉を保有していられるのだろうか。
日米の金利差はプラス側にあるので、引き続き円安方向に動きやすい環境にある。
ただし、証券会社のHPで解説を見ると、ファンド出資者が解約を申し出た場合には45日前にファンドに通知が行われる45日ルールというのが存在する。
仮にファンド出資者が6月末解約を申し出ると、ファンド側は5月15日頃にはポジションの解消が必要になる。
その場合は円売りを解消するための円買い圧力となるので、さらに円高に動くことで、トレンド転換となる可能性があるのかもしれない。
またトレンド転換とはいかなくても、まだ日銀は介入余地を残しているので適切なタイミングで介入できる。
もしかすると、日銀はそこも計算してこの時期に介入したのだろうか。