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ドル円:9月に入ったので月足から相場を考えてみる

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ドル円

 9月になったので月足から考えてみます。

 月足のバンドの形は下向いていましたが、今月の-2σラインの下向きが緩くなり収縮の形になる可能性が出てきました。今月の状況ではまだ確信が持てませんので、まだ可能性がある程度に考えています。

 今年1月に大きく下落し、一気に25月平均線を下抜け、さらに3月に5月平均線も下抜けて、長期的に上値を追うには難しそうな状況です。
 その後は上ヒゲで5月平均線、25月平均線を上抜けたことが何度かあります。しかし、実体で上抜けたことが1回のみで翌月にはすぐにはね返されていることから、この平均線はレジスタンスとしての機能があるのではと思います。今月もこれらの平均線では重くないでしょうか…引き続き長期的には下目線は継続です。

 また、ピンクの真ん中と一番下のラインによるチャネルで推移していると思います。平均線よりもこのチャネルラインの方がしっかりと機能していると思います。なので、今月の予想範囲はチャネルのレンジである108.0円付近~113.10付近なのではと思います。

 もし108円を下抜けるのであればピンクのラインを下抜けることになり、月足-1σである105.8円付近を目指した新しい世界に突入する可能性が出てくると思います。そうなれば、110円台はしばらくは見なくなるかもしれません。108円をしっかり下抜けるのであればロングポジションの整理は必須だと思います。

 逆に113円台をしっかりつけるのであれば、来月はさらなる上昇もあるかもしれません。しかし、上昇したとしてもピンクの一番上のラインがすぐ上に位置しているところが気になります。このピンクの一番上のラインは最後の抵抗線になるので、このラインをしっかり上抜けるのであれば、15年6月から始まった緩やかな下落トレンドが転換される可能性が出てきます。しばらくはピンクの一番上のライン115円台は今後を左右する重要な分岐点となると思います。


ドル円の月足ポイント
・月足5MA110.7円付近、25MA111.8円付近は一つのポイント
・今月の予想範囲は108.0円付近~113.10円付近
・108円を下抜けるのであれば105.8円を目指すかも…
・108円をしっかり下抜けるならロングポジの整理は必須だと…
・113円台をしっかりつけるのであれば115円を目指すかも…
・115円台は今後を左右する重要な分岐点

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