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ドル円:結局はまだまだ身動き取れないレンジの中…

FX:USDJPY   米ドル/円

ドル円
22:07 2017/11/07


ドル円のポイント
・現時点では週足+2σではね返されている?
・まだ113.5-114.5円のレンジは続いているかも…
・どちらかしっかり抜けるまで様子見
・米10年国債金利は下落してるも2.27%付近の反応が気になる
・株式指数は完全にリスクオン状態


 週足を見ると、バンドが依然としてヨコヨコで、月曜日の東京時間でつけた高値(114.73円)が週足+2σ(現在114.74円)ではね返されたような形となっています。自分は114.2-5円付近に壁があるように思っていましたが、その付近には赤紫のラインもあるので、週足+2σと相まって、この付近にも堅い壁があるのかもしれません。

 
 日足を見ると、昨日実体で+1σを下抜けたように見えましたが、今日はそれを覆すかのような陽線で再び+1σ(現在113.87円)を上抜けてしまっています。まだ113.5-114.5円のレンジは続いているのかもしれません。どちらかをしっかり抜けてからでも遅くはないと思いますので、まだ目線をどちらに決めるかは時期尚早なのかもしれません。もう少し様子を見要と思いました。

 
 4時間足もバンドはヨコヨコで方向感が感じられません。
 現在は114.1-2円付近に位置していますが、この114.3円からは上値が重く感じられます。とはいえ、下値も113.5-8円付近は堅そうに見え、どちらにも行けずに硬直状態という気がして、あまり積極的にトレードするような状況ではないように思います。


 ドル円のチャートを見ても、あまり積極的なトレードをしたいとは思いませんでした。今日のNY時間で大きな動きがあるかもしれませんが、それは今日の日足引けの時に考えて、それについていっても遅くはないように思います。今はどちらに走るのかわかりませんでした。



米10年国債

 米10年国債の日足のバンドが依然としてヨコヨコで日足-2σ(現在2.27%)を目指しているように見えます。しかし、現在は-1σ(2.31%)付近まで下落しているので、この付近で下落は一服する可能性があります。そうなれば、ドル円にとって下落要因が一旦なくなってしまうかもしれません。2.7%付近の反応に気をつけたいと思いました。



ダウ30

 ダウ30は現在も日足+1σ(現在23461ドル)~+2σ(現在23755ドル)のラリーが継続しています。まだまだ上昇の勢いが止まっていないようです。+1σをしっかり下抜けるまでは上目線で考えないといけなさそうです。



日経225

 日経225においては、日足5日平均線(22625円)~+2σ(現在21602円)のラリーが継続。ダウ30以上に上昇の勢いが強いように感じられました。ちょっとやそっとじゃ下落しなさそうに見えます。もし5日平均線を下抜けたとしても、+1σをしっかり下抜けない限りは下目線にはなれなさそうです。


 ダウ30や日経225のような株価指数を見ると、上昇の勢いが依然として継続していて、リスクオンの状態はまだまだ続きそうに見えます。米10年国債が下落しているにもかかわらず、ドル円が下落しないのは、このリスクオンの状態が強いからだと思います。だとすると、ドル円はしばらくヨコヨコの状態が続くのかもしれません。そして、米10年国債の金利が日足-2σではね返されるなどして、反転上昇した時、再びドル円は上昇の勢いが増すのかもしれないと思いました。

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