USDJPY
昨日もドル円は底堅く、110付近まで上昇するも伸び悩み、現在も110円付近での攻防が続いています。
心理的節目となる110.00をしっかりと上抜けることができるかどうかで今後の方向感を探っていきたいところです。
上抜けた水準には損切りの買いが溜まっていることも想定され、上抜けると短期的にでも上昇が勢いづく可能性に注意が必要となりそうです。
一方で、ＲＳＩを見ると、ダイバージェンス気味の動きとなっており、上値詰まり感もあるため、流れが変わる可能性にも注意が必要な状況と考えられ、110円台にしっかりと乗せることができずに、または、110円台に乗せた後に利益確定によりすぐに押し戻されるような動きと上昇基調で溜まった買いポジションの決済売りが増え、下落基調が強まる可能性も考えられそうです。
また、本日は米国時間に雇用統計の発表が予定されています。安定的な結果が続いていることもあり、インパクトは限定的と考えられますが、市場予想との乖離が大きいようであれば、大きな反応となる可能性もあるため、注意が必要です。
