ベレンバーグアナリスト：米国国防法案はUSDCとステーブルコインに問題を引き起こす可能性がある

ベレンバーグのアナリスト、マーク・パーマー氏によると、2024年国防権限法（NDAA）の最近の改正により、ステーブルコイン発行会社が遵守できない新たなKYCやマネーロンダリング対策が導入される可能性があるという。 この修正案は、米国財務長官に暗号資産の審査基準の策定を義務付けるもので、規制当局がマネーロンダリングと制裁法の順守を確保するのに役立つものであり、この修正案がNDAAの最終版に残る場合には問題が生じる可能性があると我々は考えている。
パーマー氏は、ステーブルコイン保有者の身元は資産の発行時と償還時にのみ決定できると説明した。 このような結果はUSDCの時価総額のさらなる悪化につながる可能性があり、今年第1四半期の純利益の27％をUSDCの利息収入から得ていたコインベースにとっても問題となる可能性がある。