ドル円 139~141円揉み合い後は月末に向けて下方向の可能性

チャートは日足です。

今週と来週でドル円に置いて特に注目度が高いのが日本のCPIと日銀の政策金利決定会合です。
CPIは前回が3.2%に対し今回の予想が3.4%と少し高めに出ることが予想されています。
それよりも高い数字が出た場合には政策変更の可能性が示唆され、円高になると予想されます。
また、予想よりも低く出た場合は政策変更の思惑が払拭され、円安に動くと考えられます。

ただ、18日のG20財務相中銀総裁会議関連の会合で植田総裁は「持続的、安定的な2%のインフレ達成にはまだ距離がある」とコメントし、7月の政策変更はないと見て円は売られました。
その動きは続かなかったものの、政策変更期待などから先週大きく下落した分は戻りやすいんじゃないかと思っているので、CPIの結果が低めに出れば140円を突破する動きも考えられることは留意しておきたいです。

今月の日銀の政策変更が無い前提で、CPIが予想通り付近であればドル円は日銀発表で少し上がったのち引き続き138円あたりまでの下方向と考えています。米国と相反して日本のCPIは上昇しているということになるので、日銀の政策変更の思惑は続くと思われるからです。
今週はなかなかやりづらい相場で、現在ノーポジで静観しています。
139円の前半は目先のレンジの下限でありクラスターポイントなので買いやすいかなと思っています。なので入るとすればそこから一旦ロングを考えています。
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