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3/10トレードレポート

OANDA:USDJPY   米ドル/円
〈昨日の振り返り〉
為替市場はスイスフラン高・円高で推移しました。久しぶりにリスクオフのフラン高・円高になりました。おそらく円高は円売りの巻き戻しの可能性があります。
米国株式市場は3指数共に下落しており、ナスダックが2.06%と2%超の下落となりました。S&P500指数は1.85%、ダウ平均は1.66%下落しております。
米国債券市場は0.09%と小幅な上昇で終えております


〈ファンダメンタルズ〉
米シリコンバレーを中心に事業を展開する銀行持ち株会社SVBファイナンシャル・グループの株価が急落という報道が出ました。これによりアメリカの銀行が不況になっているという意味なのかもしれません。銀行は金貸し業であるのですが、銀行が不況になると企業への融資をしなくなるため、景気は一気に後退するかもしれません。
今日日銀政策決定会合が行われましたが、金融政策変更なしでYCC変更なしでした。黒田総裁の会見でも目立った発言なしです。黒田総裁最後の記者会見となりました。
22:30から発表された前週分失業保険継続受給者数と前週分新規失業保険申請件数の結果が予想より高い結果となりました。これは予想以上に失業者が多くなっていることを意味しており、アメリカの景気後退が近づいてるかもしれません。


〈今日の重要な経済指標〉
今日は米雇用統計に注目です。2月非農業部門雇用者数変化(前月比)と2月平均時給(前月比)と2月平均時給(前年同月比)が特に注目材料ではないかと思います。


〈今日のトレード戦略〉
今日アメリカ雇用統計ですが、予想より乖離した結果にならないのではないかと思います。なぜならアメリカの雇用統計は約2か月前の雇用状況の結果を発表してるもので遅効性の経済指標となります。ただアメリカの利上げの効果も徐々に出始めてるのではないかと思います。昨日の銀行株の急落や前週分新規失業保険申請件数が悪くなっていることを鑑みると、これから経済指標の結果が悪くなり始めると思います。そうなるとここからはドル高局面からドル安局面に変わり始めると思います。ここからアメリカの経済指標は注目していったほうがいいと思います
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