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ZigZagストラテジーをつくる⑫|なぜ5分足か

教育
FX:USDJPY   米ドル/円
ZigZagストラテジーは初めて挑戦したロジックで、
確認したい(検証したい)ことが尽きません。

ロジックの精査に満足したところで
自動売買の実装に取り掛かろうと思いますが、
もうちょっと時間がかかそうです。

さて。

今日は、
「足種をなぜ5分足にしようと考えたのか」
について、少しだけ書いてみようと思います。

まず、私は、裁量トレードも自動売買も、
どちらも良いものであると考えているタイプの人間です。

どちらも、ちゃんと利益を出している人がいますし、
得意な方をそれなりに取り組めば成果が出ると考えています。

で、この2つのトレード方法ですが、
私の中での位置づけは、ざっくり次のような感じです。

< 裁量トレード >

1.チャートは芸術
2.図で判断する能力はPCに負けない
3.チャートを総合的に判断する能力はPCに負けない
4.②③により、優位性を捉える能力はPCよりも高い

< 自動売買 >

1.数字を扱うのが得意(記録も得意)
2.簡単な計算を高回転で行なう
3.ミリ秒単位の判断もできる
4.監視は必要だけど一度プログラムを組んでしまえばトレードの工数が少なくて済む

人間は優位性を捉える能力が非常に高いと思います。
とくにRR比を伸ばすような優位性です。

これは人間の総合判断の為せる技だと思っています。

一方で、PCは繰り返すことが得意です。
頑張ればミリ秒単位の判断もできます。

これは取引回数を増やすのに最適です。

収益は、「期待値(優位性)✕ 取引回数」ですから、
人間もPCも、それぞれ得意な土俵で勝負すれば良いんですね。

という長い前置きの上で、

私が "自動売買+5分足" にしたのは、
個人的な話で「少し時間を作りたかったから」です。

仕事とか、勉強とか、仕事とか、インプットに、アウトプットに、
ちょっと裁量トレードの時間を削りたくなったんですね。それで自動売買。

そして、前述の通りなんですけど、
自動売買をするなら "取引回数が多い方が有利" なんです。

その取引回数を増やすのには、
足種を短くしていくのが一番なんですね。

でも、

ここでちょっとだけ注意が必要です。

足種は短くすれば良いっていうものでもなくて、
短くすればするほど別の問題が出てきます。

1.高回転の自動売買には計算や通信のスペックが求められる
2.足種が短いほど1トレードのリターンが少なくなりコスト(スプレッド)が重くなる
3.取引回数の分、コストが積み上がる
4.スリッページの影響が強くなる

例えば、こんな問題があります。

このあたりを踏まえて、

「1分足は厳しいな~」というのが正直なところで、
だから5分足での開発にしようと考えたわけですね。

5分足のトレードなら、

1.売買判断にかかる時間が1秒→10秒になっても、大きな問題はない(サーバーやPCのスペックにお金をかけたくない)
2.コストのペイもさほど難しくなさそう(検証が必要)

こんな感じなんじゃないかなと判断したわけです。

実は、すでに4時間足のロジックをひとつ回しているのですが、
取引回数がすこし物足りなかったというのもあったりします。

「ZigZagストラテジーを5分足で開発しよう!」

と思い立ったのには、
こんな感じの思考がありました。

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