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ドル円:日足”5日平均線”VS”25日平均線”の仁義なき戦い…

FX:USDJPY   米ドル/円

ドル円
21:39 2017/11/13


ドル円のポイント
・日足5MAと25MAに挟まれて身動きが取れない状況のよう…
・日足5MAを上抜けるのであれば、114円後半を目指すかも?
・逆に日足25MAを下抜けるのであれば、112.7円くらいを目指すかも?
・4時間足レベルでもはっきりとした動きでないので様子見
・株価指数は日経ダウともに流れが下向きに変わる可能性が…


 今週の週明けオープンは週末に大きなニュースもイベントもなかったことから窓も開けることがなく、静かなオープンになったように思いました。


 日足を見ると、金曜日から変わらず、5日平均線(現在113.63円)と25日平均線(現在113.27円)に挟まれて身動きが取れない状態が続いています。まだ大きな方向感がつかめられないです。
 25日平均線は10月中旬にサポートとして機能し、10月31日にもタッチこそしていませんが機能したようにも思います。5日平均線を上抜けるのであれば、今回もサポートとして機能したと考えられ、日足+2σである114円後半くらいを目指すのかもしれません。逆に下抜けてしまうと、週足+1σ(現在113.15円)を下抜ける可能性が強く、青いラインである112.7円くらいを目指すのでは?と考えています。前回高値が週足+2σでタッチ反転していることから、勢い次第では青いラインを下抜けることも十分考えられます。ただ、今はまだそこまで考える時ではないと考えています。


 4時間足を見ると、25本平均線~-2σのラリーになるかもしれないと思いました。前回(9日東京時間)25本平均線付近ではね返され、今回も東京時間にはね返されています。しかし、-2σの下向き角度が緩く、はっきりとした下向き感が出てないように思うところが少し気になります。日足レベルでもあまりはっきりとした方向感がつかめないので、もう少し様子見でもいいのかもしれないと思いました。
 今日明日に9日NY時間につけた安値113.09円をしっかり下抜けるのを確認したいと思いました。


 今回はトレードとしては様子見で、先ほどの確認が重要かと思いました。


 株価指数を見ると、ダウは日足+1σ(現在23517ドル)をしっかりと下抜けた状態となりましたが、週足を見る限り5週平均線(現在23406ドル)を下抜けているものの、しっかり下抜けたようには見えません。
 しかし、はっきりとしてきたように見えるのが、日経225です。日足を見ると、日足+1σ(現在22518ドル)を長い陰線で下抜け、週足レベルでも+2σ(現在22365円)を下抜けたように見えます。こちらも5週平均線(現在22169円)付近に位置しています。また、先週の週足が緑のラインに長い上ヒゲをつけてタッチした陰線となり、今週もその流れを引きつづ陰線であることから、ピンバーになる可能性が出てきたようにも思えます。
 このように、まだ週足レベルで完全に流れは変わったとはいえませんが、流れが変わる可能性は十分に考えられます。
 そう考えると、リスクオンの巻き戻し(もしくはリスクオフに転換)の可能性が考えられ、ドル円にとっては下向きの材料になりそうです。
 


ダウ30


日経225

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