OANDA:USDJPY   米ドル/円
2 週連続で上下に長いヒゲを伴ったスピニングトップとなっており方向感のない動き。ここ直近では USDJPY は日米金利差に対して下ザヤが続いており 数名の米連銀総裁がテーパリングについて言及したことにより、米 10 年債金利が上昇し、それに伴ってドルの買戻しが起 こっているためにUSDJPY は下がりづらい展開が続いている。しかし、現状は米 10 年債金利の上昇も上値を抑えられておりFED のバランスシートは 3 週間ぶりに増加。 それに伴って現金流通量も久しぶりに増加し、過去最高の流通量となっているところを見ると、今すぐにテーパリングを行 う確率はほぼゼロに見えドルの価値は薄まっていることには変わりはないので引き続きドル売り傾向が続く可能性が高い。しかし、相変わらず日米金利差に対しては下ザヤな状況となっており、10 年債金利がこのまま上昇していくと予測してド ル買いを行っている投資家もいそうなので、先週に引き続き上下に振れる小難しい展開が続きそうだ。下落圧力はかかりやすいが、下値も固い状況もしばらくは続きそうなので再度、102.97~103.28 まで下落して、下値が固 いようであれば短期押し目買い検討。

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