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USDJPY 4時間~ 12/11~フィボナッチ分析

ショート
OANDA:USDJPY   米ドル/円
2023年12月4日(月)から12月8日(金)までの市場では、

ドルの動きは複雑で変動が激しかった。週初めは円買いが先行し、米10年債権利回りの上昇で円売りが戻る展開が見られました。週を通じて、原油価格の下落や資源国通貨の安さが影響し、一時は円高基調が続く場面もありました。

中盤に入ると、リスク回避の動きからドル円での円買いやポンドドルでのドル買いが進み、欧州各国と英国の好調な経済指標が市場に反発をもたらしました。しかし、米10年債権利回りの低下などにより、ドル売り・円買いが一時的に優勢となりました。

週の後半では、本邦10年債権利回りの上昇や日経平均の大幅下落からのリスク回避が円買いを牽引。特に植田和男日銀総裁の発言がドル売り・円買いを後押しし、市場は政策修正への意識が高まりました。

週末にかけては、本邦のGDP下方修正により円売りが発生。日銀のマイナス金利解除への期待から円買いが進行し、米10年債利回りの上昇によりドル買い・円売りが反発しました。また、良好な米雇用統計を受けてもドル買いが継続しました。

総じて、週全体では米国の金利動向や経済指標、日本の金融政策に関する期待などが市場を左右し、荒い展開が続きました。
日足:
フィボナッチエクステンションでは161.8%に到達から調整の買い戻し。リトレースメントは100%を下抜いてTargetに161.8%を目指す動きを想定。
週足:
38.2%タッチから反発しており、38.2%を割る動きが出るまでレンジを想定。

4時間足:
大きく下落して上昇中。戻り売りは継続。61.8%(145.23)からの動きを注視し、上昇してくると100%までの空白を埋める動きを想定。短期での買いや赤のレジスタンスからの売りが考えられる。
1時間足:
上昇に転換中で61.8%を抜いているため、100%をレジスタンスにした動きが予想される。100%を抜いてくると売りに注意が必要で、その際は100%からの売りは利食い優先のトレードで流れを待つことが勧められる。
30分足:
波動3波を形成する動きになっており、100%を抜いた状態で3波を138.2%辺りと想定して売りを仕掛けるシナリオも考えられる。

US10Y



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