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ドル円:下落の流れが勢いづいたが、来週にも引き継がれるか?

FX:USDJPY   米ドル/円

ドル円

 ついに動き出したか?それともまだか?という判断がすごく難しいように思いました。

 週足を見ると、ついにピンクのラインを下抜けてしまいました。さらには週足-2σ(107.96円)も下抜けて引けました。ここから一気に下向きに流れて大きく下落するかもしれないと思いました。しかし、肝心のバンドの形が発散の形になっていないようにも見えるのが、すごく気になります。

 日足を見ると、-2σ(108.20円)を一気に下抜けてバンドウォークをしそうな形に見えます。またピンクのラインを実体で下抜けて引けたこと、大きな砦であった108円を割ったことから、このまま下落の勢いが続くようにも思いました。月曜日は-2σを実体で上抜けるまでは下目線で考えています。
 下向けに不安がないわけではないです。黄緑のライン(107.4-5円付近)が昨日の下ヒゲでタッチしてはね返されているようにも見えます。今はこのラインが機能してはね返されて上昇するだろうとまでは考えていません。しかし、意識はしているつもりです。このラインが機能しているかどうかは月曜日の日足の完成を見てからとなるでしょう。それから考えます。

 4時間足を見ると、バンドの5つのラインがすべて下を向いてきれいな下落トレンドを見せています。しかし、-2σに対して、どのラインでラリーしているかはよくわかりませんでした。なので、戻り売りのポイントは、バンドのラインでは考えられませんでした。
 自分が一番気になったのが、水色の水平線です。この108.4-5円が前回までサポートされていたので今度はレジスタンスとして機能するかもしれないと思いました。しかし、ここまで上昇してしまうと日足のバンドウォークが完成しなくなるようにも見えます。よって、108.4-5円ではね返されるのを期待するのではなく、108.4-5円を上抜けて、木曜日から続いた下落がダマシだったと考えて上目線に転換するポイントとして考えたいと思います。

 結局のところ、月曜日は様子を見たいと思います。週明けは週足・日足のバンドウォークの可能性、黄緑のラインが機能するかどうか、108.4-5円の水平線を上抜けるか否かに注目したいと思います。

 なお、108円を割れた時点でロングポジションの大部分は整理(損切)し、追っかけショートのポジションを追加していますが、月曜日はそのまま泳がせておく予定です。


ドル円のポイント
・週足バンドウォークの可能性も、バンドが発散していないのが気になる
・日足はバンドウォーク状態
・黄緑のラインではね返されたようにも見える
・108.4-5円を上抜けたら急落はダマシだった可能性も…
・先週の流れを引き継がれるかわからないので、月曜日は様子見

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