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【ドル円過去検証】レジサポ転換でチェックするポイント

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レジサポ転換、サポレジ転換で水平ラインを利用したトレードはよく知られています。
シンプルな手法として、水平ラインをブレイクし戻ったところで転換を狙う方法が有名です。
チャートを常に監視できれば、下位足に落として反転を確認してからエントリーできますが、兼業で指値注文が中心だと難しいです。

指値注文の場合、根拠をもう一つか二つ加えてトレードを行いたいです。
今回は水平ラインに加えてトレンドラインも含めた環境認識や、フィボナッチを利用した指値の位置や損切り・ターゲットの設定についてまとめました。

1.直近のトレンドラインのブレイクを確認
下落から一度大きな反転があっても高値は切り下げている状態。
基本的には慌てて陽線に飛びつくと戻り売りで価格が下がる可能性が高い。
図では下降トレンドラインを突破し陽線が出た後に、安値切り上げを想定した押し目買いを狙う。

2.前回レジスタンスとなった水平線に根拠を加える
水平ラインのみを理由に指値注文でも問題ありませんが、エントリーの根拠は最低二つ以上条件を重ねるようにしています。(飛びつきエントリーを防ぐため)
一度目の上昇後の戻りの位置から、下降トレンドラインやレジスタンスラインのブレイク後の高値でフィボナッチリトレースメントを引く。

3.フィボナッチリトレースメントの確認
フィボナッチ比率は0.382、0.618、1.618と言われています。
(書籍によって他の比率を否定しているものあり)
基本的には戻りの位置は38.2%か61.8%、ターゲットは161.8%としています。
しかし、ドル円を中心に検証を繰り返すと、半値戻しである50%の位置。
ターゲットはAB=CDパターンで100%もよく当たっています。
61.8%まで引きつけるか、ギリギリ刺さらないリスクを考えて50%の位置で試し玉としてエントリーでも良いです。
今回の位置は50%が水平ラインと重なります。
押し目買いや戻り売りを狙う場合、61.8%以上戻ってロウソク足が確定した場合は押し目ではなく、そのまま逆行する可能性あります。その場合は安値切り下げを待たずに損切りして仕切り直しても良いと考えています。

4.損切りの位置
指値注文で逆張りでエントリーする場合、予測に反して逆行が進む可能性もあり損切りの逆指値注文は絶対に入れる。
ヒゲを含めて前回の安値より下(上)に注文。

5.ターゲット
フィボナッチエクステンションで設定。
①安値、②高値、③押し目の位置に合わせ100%か161.8%がターゲット。
AB=CDパターンとして一回の波では100%の位置まで伸びることは検証を重ねると何度も見てきました。
今回も100%の位置まで伸びています。
最安値からフィボナッチエクステンションをあてると161.8%まで到達しています。
(別で検証をまとめます)

6.リスクリワード
チャートを確認する回数が少ないため、価格が伸びたときのロウソク足で判断することは難しいです。
損小利大を目指すにはできるだけ引きつた位置でエントリーしたい。
最低でも50%か61.8%の位置で指値注文。
このときに水平ラインやトレンドライン、移動平均線など根拠を重ねると良い。

7.まとめ
今回の検証はコロナショックでドル円が大きく動いた2〜3月のチャートです。
大きな動きで当時は見ているだけでしたが、混乱していた市場でも意識されたラインで転換していることも確認できました。
パニックにならずに冷静にテクニカル分析を行えるように記録していきます。
コメント:
リスクリワードの位置を修正しました。
水平ラインでは1.5です。

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