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日銀は16日の金融政策決定会合で、大規模な金融緩和の維持を決めました。足元の物価上昇率は日銀が目標とする2%を大幅に上回っているものの、賃金上昇を伴っての「持続的・安定的な物価上昇には至っていない」として、金融緩和を継続し、物価や賃金の動向を見極める姿勢。

ファンドポジション動向は、今週は140.21近辺で小口はロング減少、ショート増加、大口とレバファンドはロング増加、ショート減少、アセマネはロングもショートも減少。ネットポジションは大口、アセマネ、レバレッジファンドはネットショートが若干減少、小口だけネットショート増加。大口はネットショートがやや減少しているものの、まだ積み上がりすぎの水準となっており、小口もネットショートが増加したことで頭を打たれた水準に到達。

エリオット波動の観点から言えばC-5-5波目形成中、さらに言えば、C-5-5-3波目に見えるため反落には警戒する必要がありで短期押し目買い戦略を優先したい。

日足と4時間足を見ると両方ともダイバージェンスが発生しているものの、RSIはまだ過去の高水準(赤のゾーン)まで到達してないので上下動しながらもまだ上値をトライする可能性がありそう。

買いを検討するのであればファンドの売買価格が集積している139.35~140まで引き付けて買いを検討したいですがまずは140.20~140.85に引き付けて下値が固いようであれば短期買い。上昇の勢い次第ではありますが、売りを検討するのであれば141.65~143.20に引き付けて上値が重いようであれば売りを検討。

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