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2/23トレードレポート

OANDA:USDJPY   米ドル/円
〈昨日の振り返り〉
為替相場はニュージーランドドルが一時的に買われたが、全体を通してみれば横ばいで終えました
米国株式市場はニューヨークタイム午前中は上昇するが、FOMC議事要旨が発表されてから売られてしまいましたが、陽線で終えております。
米国債も米国株式同様陽線で終えております



〈ファンダメンタルズ〉
2/24早朝4時に発表されたFOMC議事要旨ですが、ほとんどの当局者が25ベーシスポイントの利上げで適切であるとに賛同されましたが、『数人は50ベーシスポイントを支持するもしくは支持してもいい』や「すべての当局者はインフレ目標達成のために必要なさらなる利上げに同意」、「自信を持ってインフレ率が2%に低下するまでは、制限的な金融政策が必要。そのプロセスには時間がかかる可能性が高い」などタカ派な内容でした。


〈今日の重要な経済指標〉
今日は22:30からのアメリカ前週分新規失業保険申請件数が一番の注目になります。今アメリカは景気が強い状態ですが、予想より悪い結果になるとアメリカ国債やアメリカ株が売られる可能性があると思います。併せて22:30からアメリカGDP確報値も発表されるので注目です
明日の9時から植田新総裁の所信表明演説が予定されております。これが植田氏が日銀総裁に決まってからの初の発言となります。



〈テクニカル分析〉
ユーロドル、ポンドドル、豪ドル米ドルの通貨が節目に到達しかかっております。ユーロドルは1.05、ポンドドルは1.20、豪ドル米ドルは0.67ですこれらの節目を抜けるには材料が必要ですが、正直今はそういう材料はないのではないかと思います。そうなるともしかしたらドルストレートはレンジになるのかもしれません

〈今日のトレード戦略〉
明日の9時から植田新総裁の所信表明演説ですが、金融緩和を継続するというようなハト派な内容になるのかと思っています。明日ドル円は植田総裁の発言でAIがチャートを乱高下させてくると思いますが、トレンドが生まれるきっかけにはならないと思います。とはいってももし思わぬタカ派発言をしたりしたら、その時はついていこうと思います。
海外勢は植田新総裁は利上げをすると思っているのだろうと思うのですが、植田新総裁になってもすぐにYCC撤廃や利上げは行われず金融緩和は継続されていくと思います。
今の日銀は日本の国債を日銀が半分を購入しており、もし海外勢にYCC撤廃や利上げが見透かされたら日本の国債価格が下がってしまうため、今の日銀としてはハト派を装って突然タカ派なことをしてくると思うため、そういう意味ではまだドル円やクロス円はヘッドラインで振らされる相場が続くかもしれません
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