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2/14トレードレポート

OANDA:USDJPY   米ドル/円
〈昨日の振り返り〉
為替市場は1日を通して円安でした。植田新総裁が先週「当面は金融緩和を続ける必要がある」と認識を示したのが要因と思われます。ユーロドルも反発。欧州連合(EU)の欧州委員会がユーロ圏の2023年の実質成長率を0.9%と前回の0.3%から上方修正したことで、欧州経済の先行き懸念が和らぎユーロ買いが優勢となりました。
米国株式はSNS大手のメタが「新たに人員削減を計画している」との報道を受けてメタの株価が上昇とさらにほかのハイテク株も上昇しました。こういう人員削減の報道が出ると、その会社が資金確保ができるという観点で株が上昇します。
米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反発。1月米CPIの発表を明日に控える中、売りが先行。利回りは一時3.7531%前後と1月5日以来の高水準を付けた。ただ、ニューヨーク連銀の最新調査で3年後のインフレ期待が2年3カ月ぶりの低水準だったことが伝わると、買い戻しが優勢となりました


〈ファンダメンタルズ〉
昨日はボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事が「我々が望むほどのインフレ緩和は見られない」「労働市場は依然として非常に堅調」「次のFOMCまでの間には多くのデータが得られる」「インフレを2%の目標に戻すために利上げを継続する」といったタカ派発言が出たもの相場の反応は限定的でした。


〈今日の重要な経済指標〉
今日はアメリカ消費者物価指数(CPI)が注目です。今回の前年同月比の予想は6.2%です。前回の結果が6.5%となっており、-0.3%差となります。気になるのが前月1月のCPIでは、前々月の結果が7.1%で予想が6.5%と0.6%差があったのに今回は前月の結果と予想の差が縮小してるところです。アメリカCPIの結果次第ではアメリカ政策金利のターミナルレートが上昇する可能性があるため注目です


〈テクニカル分析〉
ドルストレート3通貨ペアがアメリカCPIを前に節目に到達しております。EURUSDは1.08、GBPUSDは1.22、AUDUSDは0.70という節目です。どれストレート3通貨ペアが同時に節目を上抜けするには強力なドル安が必要だと思います。それが今日のアメリカCPIで上抜けするか注目です



〈今日のトレード戦略〉
日銀の新総裁が決まってUSDJPY・クロス円は値動きが落ち着くと思います。植田新総裁はタカ派でもハト派でもない中立なタイプの人間という報道が目立っております。ですが私個人としてはいまだにUSDJPY・クロス円はいまだにトレードはできないです。植田新総裁はタカ派でもハト派でもない中立なタイプと今まで予想してた人ではないダークホースのためどういう政策をしてくるかが全く見えてないためです。そのため当面はドルストレートを中心にトレードはしていこうと思います

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