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ドル円の調整は深めになるのでしょうか?

ショート
FX:USDJPY   米ドル/円
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ドル円相場は、大統領選以降上昇を続けていて、週足も6週連続陽線になりました。

これまで自分は、日銀ハロウィン緩和(2014年10月 ~)をモデルケースに、比較しながら分析してきましたが、
ここへ来て、少し相違点が出てきているように感じています。

そこで、先週つけた高値 118.66円が短期の天井だと仮定して、
ここまでの値動きを、アベノミクス相場の黎明期(2011年10月 ~)と比較しながら、
今後の値動きを予想してみたいと思います。

まずは、今回の上昇波が2012年2月からの上昇(1波目)だと仮定します。

アベノミクス前の下降波(2011年4月高値 85.52円 → 2011年10月安値 75.56円)の86.5%戻しが、
2012年3月高値 84.18円になります。

同様の戻り率を今回の前段下降波(2016年1月高値 121.68円 → 2016年6月安値 98.78円)に適用すると、
理論的な戻り高値は 118.60円となり、今回の仮の天井値(118.66円)とほぼ同水準になってきます。

ということで、歴史(アベノミクス相場)が繰り返すとすれば、試算方法は同様なので省略しますが、
戻り率は81.8%となり、押し安値の理論値は 102.40円となります。

試算方法は、かなり大雑把で、相場環境も異なり、前提条件も限定されていますが、
イメージよりも少し深めの調整が起こるかもしれません…。


ご参考に、アベノミクス黎明期の週足チャートを添付致します。


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