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ドル円:ようやく下落らしいものが見えてきたみたいで…

FX:USDJPY   米ドル/円

ドル円
9:04 2017/10/14

 週足を見ると、少し実体の長そうな陰線をつけて引けたようです。それまで5週平均線を乖離するような強めの上昇だったのが、この陰線で5週平均線(111.94円)に急速に接近してきました。自分の勝手な印象ですが、週足の場合、5週平均線を乖離して上昇してきたのが、一気に陰線で5週平均線を下攻めしてくるようだと、上値は相当重たいような気がします。なので、これまでの上昇トレンドは完全に終了したのでは?と思いました。
 また、10月2日の週でつけた高値がピンクのラインをタッチしてほぼ十字線をつけました。それからできた先週の週足は少し長めの陰線ということなので、ピンクのラインではね返されたと考えてもいいのでは?と思いました。なので、自分としては、ピンクの真ん中と一番下のラインによるチャネルで推移するのでは?と考えています。かなり長期的な予想になるので変更するかもしれませんが、最終的な下落目標はピンクの一番下のラインである107円台になるのでは?と思いました。

 日足を見ると、それまで5日平均線をレジスタンスとしてはりついていた日足でしたが、金曜日に大きく下落し、25日平均線(111.91円)付近で引けました。これまで緩やかな下落角度の5日平均線に張り付いていたので、下目線ではあったものの、9月8日からの上昇トレンドに対する下降フラグ(上昇小休止で上昇再開の可能性があるパターン)の可能性も捨てきれず、びくびくしながらショートしていました。しかし、金曜日の陰線を見るとイメージ通りの下落にほっとしています。
 バンドの形が収縮していることから、ここから日足+2σに向かうというよりも、-2σ方向を目指すのでは?と思っています。-2σといっても、急速なバンドの収縮なので具体的な値はまだわかりません。
 自分が気になっているのが赤い水平線である111円のラインです。この111円は2017年に入ってから大きな分岐点のような機能をしていて、結構意識されているようなラインのように思っています。ここが離隔ポイントと考えているわけではありませんが、注目しておいて損はないポイントではあると思います。

 4時間足を見ると、ようやく5つのバンドのラインがしっかりと下を向いてきています。10月10日安値を下抜け更新し、はっきりとした下落トレンドに見えてきたと思います。
 自分は下目線継続で考えていますのが、バンドウォークしているような勢いには見えませんので、戻り売り目線で考えています。イメージ的には25本平均線もしくは-1σ~-2σのラリーになるのでは?と考えているので、-1σ付近になるであろう111.9-112.0円付近、25本平均線付近になるであろう112.2-3円付近を戻り売りのポイントに考えています。もし予想に反して上昇するのであれば、+1σ付近である112.45-55円付近、11日高値(112.58円)を少し上抜けた112.65-75円付近を撤退ポイントに考えたいと思います。


ドル円のポイント
・今まで乖離していた週足5MAにタッチして週足引け
・ピンクの真ん中と一番下のチャネルの可能性も…
・最終的な下落目標は107円台か?
・日足5MAではりついていたが、ようやく大きな下落で離れる
・日足25MA付近で日足引け
・111円ちょうど付近の反応に注目
・4時間足の5つのバンドのラインが下向き


みかんやのドル円売買ポイント
・4時間足25MA(-1σ)~-2σのラリーをイメージ
①111.9-112.0円付近を戻り売りの第一ポイント
・112.45-55円付近を撤退ポイントに
②112.2-3円付近を戻り売りの最終ポイント
・112.65-75円付近を撤退ポイントに

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