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恐怖指数変動率と恐怖指数から読み解く

VVIX(恐怖指数変動率)という指標をご存じですか?VIX指数の30日後の予想ボラティリティです。これは、VIX指数のボラティリティの変動率を示すもので平たく言うとVIXのVIXという事になります。
単純にVIXとVVIXを見ていても分かりづらいので今回はVVIX/VIXという合成指標を使っていきます。
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VIXのチャートは株価指数のチャートと上下さかさま状態で表示されますがVVIX/VIXのチャートはほぼほぼ株価指数と同じ向きに表示されます。

12/9時点では
4時間足の3-13MAもGCしており日足も13MAを大きく越えてきました。

もう少し長いスパンで考えると週足の移動平均線の向きを見る方法を使っています。 
現在だと3MA(3週足)の向きが下向きなので一端底打ちはするもどこかで戻り売りの局面が出てくる可能性が無きにしも非ずといったところでしょうか。
※これも上昇圧が強く上向きに転ずれば不安要素は無くなりますが


VVIX/VIXで相場の予測をする方法としては移動平均線で売買タイミングを計る方法ともう一つ直近の数値から天底を予測する方法があります。
昨年~今年の3月まではVV比は3.5が売られすぎ 5が過度に楽観状態であったが今年3月以降の傾向としてはVIXも変動率も低下し5以下が売られすぎで6.5以上が楽観状態となります。 これでおおよその反転の目安はつくのですが相場の転換点を迎えるような局面でネックラインを超えると通用しなくなるので注意が必要です。

長期チャートでVVIX/VIXがネックライン割れしたタイミングを見ると殆どが大きな暴落の1週~2週前になります。VV比は株価の下落に先行するので何かおかしな兆候があった時はチェックしておくと良いかもしれません

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