A-WAVE
チャートに”N”を探せ今回の投稿では相場の動きの特徴であるN波動に焦点を当ててみたいと思います。
相場の動きはすべてN字と逆N字に分解することができます。
この視点を持つことで、複雑に見える相場の動きにも一定の秩序を見出すことができ、また波の伸びきった先でポジションを持ってしまうといったビギナーがやりがちなミスもなくすことができます。
一口にNといってもNには様々な形があるため、図解で紹介していきたいと思います。
上段左が一般的なNです。
綺麗に上昇トレンドが出ている時は高値更新が続くのでこのようなNが連続発生します。
上段中央は高値が同値になるN。別名はWトップです。
上段右は拡張するN。高値が切り上がりますが、安値も切り下がるということで、ブロードニングフォーメーションと呼ばれたりもします。エリオット波動でいう拡張フラットもこの形ですね。
下段左は今度は収縮型です。別名三角保ち合いですね。高値が切り下がる一方で、安値が切り上がる場合にこの形になります。
下段中央を見てください。
ダウ理論でいうトレンドの3フェーズ(初期・中期・後期)も図の赤で示したNの重なりと解釈することができます。
また下段右に示したエリオット波動では、相場は上昇5波と調整3波で推進していくという相場理論が提唱されていますが、これも図中に赤で示したようにNの重なりで説明することができます。
ダウ理論やエリオット波動理論以外にもウォルフ波動やハーモニックパターンなど様々な相場理論/テクニカル分析手法が存在しますが、これらもすべてNの組み合わせで成り立っています。
こうした理論はN字を様々な観点で解釈したもの、ということもできますね。
次は実際のチャートで例を見ていきたいと思います。
以下のチャートは米国株S&P500の今年に入ってからの日足です。
ローソク以外何も表示していない素チャートなので、少し時間をとってNを見つけてみてください。
このようなNが発見できましたでしょうか。
相場は複数の時間軸が何層にも重なってできているので、一つの時間軸のチャートの中に複数のNを見ることができます。
赤の大きなN字は青の小さなN字で構成されていることがわかると思います。またここですべては書ききれませんが、青のNは緑のNで構成されています。
このように、全体の形とその構成要素が同じ形状になることをフラクタル(自己相似)と言います。これも相場に良くある特徴です。
最近投資やトレードを始めたという方は、チャートからNを探すようにする、Nの動きをイメージすると相場の動きがわかりやすくなると思います。
ぜひ意識してみてください。
ビットコイン、来年(2022年)の予測は、20000ドル割れ決まらぬCフォークなどない。
ビットコイン週足の赤と緑のトレンドラインは、すべてCフォークライン。
年月をかけて、かならず回収する。
現在、未だ決まらぬCフォークが2本。
来年は、これらを回収しに来るだろうと予測している。
トレンドラインとは一種の平均回帰なのである。
縦のラインは、AKUBI フラクタルインジケーター。
最上段が緑・青に点灯すると上昇、
赤に点灯すると下落。
現在、マゼンダに点灯するも、上昇している異常事態と認識しておきたい。
必ず、牙をむいて下落へ転換するだろう。
というより、すでに下落トレンドである。
黄色の破線は、Aウェーブ。これも、意識せねばならない。
それでは、また!
ユーロドルはウルフウェーブ1-4ライン到達からの反発になるか注目!昨日の欧州時間でウルフウェーブ1-4ライン(黒)に到達しました。
今日はここから反発してくるかどうかが焦点になりそうです。
ウルフウェーブ1-4ライン(黒)で反発してくるならば
直近のレジスタンスライン1.08096付近を目指し、
そのあとの展開は状況次第で複数のシナリオが発生してきます。
さらに上昇していき、もう1段階上のレジスタンスラインを
目指した動きとなるのか、さらに上昇続けるか。
また上昇できずに跳ね返されてくるのかを
見ていくことになりそうです。
もし前日の安値を更新してくる動きになれば
下落が続く可能性も考えることになりそうです。
ユーロドルは引き続きウルフウェーブ1-4ラインを目指してくるかに注目!一時的に強い上昇になった後は、上昇前の水準まで下落し
ウルフウェーブ1-4ライン(黒)を目指してくる動きを示唆していそうです。
1.08330付近のサポートラインを抜けてくると、
ウルフウェーブ1-4ライン(黒)を目指しやすくなりそうです。
しかし1.08330付近のサポートラインで一度反発し、
赤ラインの斜めのレジスタンスラインを試してから
下落してくる可能性も考えておく方が無難です。
また、同時に赤ラインの斜めのレジスタンスラインを
超えてきたら、1.08957付近のレジスタンスラインを
目指してくる動きになるかを見ていくことになりそうです。