ユーロ豪アップデート 1.60超えから再度Sポジション構築中 [2018-03-23 金 17:30]3月23日(金)のユーロ豪アップデートです。
アイデア等でご存じかと思いますが、
今週は、ユーロドルを中心に、ユーロ円のトレードを行っており
いずれもユーロが強いという前提でした。
ただユーロが強いという前提の中、
考えとは異なりますが、テクニカル面でユーロ豪のSも行っています。
こちらはつまりユーロ売りです(豪ドルに対してですが)。
ユーロ豪に対しての直近のアクションはこれが初めてではなく、
3月中に売り転換してから、一度ロスカットを行っています。
その後高値で再度取り直した形なのですが
より長い日足、週足の分析で興味深い内容があるのでご紹介します。
チャートは「【関連資料】ユーロ豪 将来的なヘッドアンドショルダー形成の可能性」で提示した
H&Sの可能性に言及したチャートに書き加えたものです。
■ 日足のダイアゴナル
興味深い点のひとつ目は、
直近の上昇 (1.36 -1.60) に対して白線のラインが引けることです。
これは綺麗なダイアゴナルとなっています。
エリオット波動では、ダイアゴナルは基本的に、1波か5波に発生します。
であるならば、このダイアゴナルはそのどちらかです。
もし1波であるならば、2波下落の後に上昇が控えています。
実際チャネル上限は相当上です。
ただしその場合も上昇の前に下落の2波が到来します。
もし5波であるならば、調整波もしくは新規の下落波動に移行します。
つまり1波、5波いずれのケースでもダイアゴナル完成後は下落波動が濃厚です。
■ オシレーターのダイバージェンス
オシレーターに注目すると、
日足レベルでダイバージェンスが発生している事がわかります。(ピンクのライン)
チャートにはMACDを表示していますが、
それ以外にもストキャスティクスやRSIなどでも同様の事が確認できます。
■ 以上の点を考慮すると
以上を考慮すると、当面の上値には限界(1.62程度まで)があり、
下落への移行が示唆されていると読み取れます。
そしてもしダイアゴナルが完成して下落に移行した場合、
例えばこのダイアゴナルが日足の1波である場合
最大で、上昇起点の1.36までです。
ただし上昇再開となる場合は押しが浅いことが想定されます。
しかしその場合でも、FR0.382の1.51 - 1.52水準への下落はあってしかるべきです。
(※ 高値位置によりフィボナッチ水準は変わります。)
またそこが抜ければチャネル下限の1.45程度の目が出てきます。
さらにもしこのダイアゴナルが5波であった場合
H&S形成方向に向かう可能性もあります。
ただ基本的にはユーロ高のシナリオは崩れていないと思いますので
現状は日足の1波と考えておくべきだとは思います。
このシナリオが実現するには、
・ユーロ高が誤りである可能性
・株安が短期である可能性(豪ドルは株価との連動性が高い)
・何らかの要因で資源高が発生する可能性(豪ドルが強くなる)
・中国がアメリカを超えて台頭する(中国への依存度が高い豪経済に良い影響も)
ダイバージェンス
ダイバージェンス2つも発生中!100万円を超え相場は大きく上昇します。出来高は非常に重要なインジケーターです。解説先日ビットコイン価格は大きく上昇しましたね。
以前の波を超えますます強い上昇トレンドになりました。
100万円が心理的な節目になっていますが、この強さなら超えてくれるでしょう!
さらに夜中にダイバージェンスが発生しています。
ダイバージェンスとは
ダイバージェンスは、相場の動きとテクニカル指標の動きが逆行する現象のことです。
ついでにダイバージェンスのルールとチャート内のインジケーターについて解説します。
ルール
相場に参加している人のほとんどがダイバージェンスが発生していることを確認できるほど明示的でなければいけない。
相場が十分にアクティブでない場合は高値または安値を破るまで待機しなければいけない。
1分や15分などの短い期間では多く発生する
トレンドであること
出来高で確認
出来高は重要な意味を持つインジケーターで新しいボリュームが相場に流入する限り、上向きの動きは続きます。
逆にボリュームの減少は相場に参加している人が少なくなっており
買い手が減少しています。
買われすぎている可能性が高く下に移動する可能性がありますがこの相場ではまだまだ上昇しそうです。
今回の相場でちゃんと出来高が機能していることを確認しました。
出来高の増加はエントリーポイントでもありますので注目ポイントのひとつです。
押し目買いポイントは95万円です。
MACDやストキャスティクスやOBVを使った方法もあります。