Options
為替市場は26日に注目している! オプションが増えた → 上値が重い?相変わらず、オーダー情報とOP取組の研究は続けています。
総じて良い感じです。
今日は特徴のある動きが出てきたので共有したいと思います!
どんな動きかというと、
・26日を満期とするオプションが
・多くの価格に
・ものによっては大きく(取組高)
出現してきました。
これは、為替市場が26日に注目していると捉えて良いと考えています。
何に注目しているんだろう?
と考えてみると、
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長発言 の日ですね。
こうなると、
「オプションの内訳が知りたいなあ」
なんて思うわけですが、
よくよく考えてみるとちょっと予想がつきそうな気がしてきました。
・オプションが出現したのは今の価格より上
・今の価格でオプションを買う場合
→ コールOPのプレミアムは安い
→ プットOPのプレミアムは高い
とすると、
コールOPが増えたと考えるのが自然な気がします。
コールOPが増えたとするなら、
「売り抑えたい勢力」がいると考えられそうです。
とすると、上値が重いのかもしれません。
そして、CMEのOP取組を見ると下値の余地はまだありそう。
どうなるか。
これらの仮説をもとに、
来週の水曜日(26日)に注目したいと思います!!
※ すべて仮説ですのでご注意ください
面白いくらいCMEオプションの取組が多い価格で反発している揃いも揃って、同じ根拠のラインで反発しています。
ビックリですね!
ここに表示している銘柄は、
CMEのダウ、S&P500、ナスダックの先物価格です。
CMEにはこれらのオプション取引もあり、
赤いラインは「Putオプションの取組高が最も多い価格」に引いています。
Putオプションは売る権利なので、
「この価格帯で買い支えたい」
という人が持っておくケースがあるようです。
例えばダウなら
25000ドルあたりに赤いラインを引いていますが、
「この価格まで下がったら買おう」
と考えて、
早い段階でPutオプションを持っておくんですね。
で、実際にこの価格まで下がってきて、
Putオプションと同じ価格で先物も買ったとします。
そこから価格が上がったら、
Putオプションは権利放棄してそのまま先物の買いポジションだけで利益ですね。
価格が下がってしまった場合は
Putオプションを使って同じ価格で売れるわけです。
そうすると買いと売りどちらも
同じ価格で保有していますから損益が相殺されるんですね。
正しくはプレミアムというコストがかかるのですが、
早い段階でPutオプションを仕入れておけば安く抑えることもできます。
今回は、実際にそんな動きが出てきた感じがしています。
当初このラインを引いたときは、
「こんなところまで下がらないんじゃないか」
と考えていただけに、けっこう驚いています。
CMEオプションの取組高に関する研究をはじめて数ヶ月。
今後も引き続き監視していきたいと思います。
インターバンク市場は 6/6 (木) を意識しているここにきて、6日ターゲットのNYオプションカットが賑わってきました。
かなり6日が意識されているようです。要注意かもしれません。
109円には「非常に大きめ」のOPカットも出てきています。
(追いかけだしてから初めて)
あと、頭を抑えたい思惑をすごく感じます。
5日 (水)
米 |ADP雇用統計
米 |ISM非製造業景況指数
6日 (木)
欧 |ECB理事会、ドラギ総裁会見⭐️
英 |メイ英首相、保守党党首を辞任
7日 (金)
米 |雇用統計⭐️
> オプション設定水準の手前では防戦の売買が、抜けたところではストップロスの売買が活発化しやすい。また、期限(カットオフタイム)に向けて設定水準に収れんする動きを見せる場合もある。
> オプション数量表現の目安
・大きめ:10億通貨単位以上
・非常に大きめ:20億通貨単位以上
・極めて大きめ:30億通貨単位以上
オーダー情報とOP取組の研究 5月22日ドル円は、オプションカットの価格に向かって動いてきました。
オプションカットの価格に収束するのは、ひとつのセオリーのようですが、すべてがそうなるわけではありません。
影響力の強いオプションは「大きめ」だったりします。
しかし、今回、影響を与えたかも知れないオプションの中に「大きめ」はありませんでした。
一方で、「この価格帯でオプションカットが頻発していた」という見方もできそうな気がしています。
1つの注目ポイントかもしれませんね!
話は変わり、
CMEの為替先物オプションの取組高を "限月を変えて" 確認してみると、
・ドル円はもう少し下
・ポンドはこのあたりで停滞
と見ている感じがありそうです。
ご参考まで。
S&P500、支えられるか下抜けるか表示しているのはS&P500の先物です。
トランプ大統領の発言に
大きく左右されている米株ですが、
1つの節目を迎えているように思います。
赤丸のあたりに、
重要なポイントが集中しています。
・EMA200
・Putオプションの取組が2番目に多い価格(買い支えたいかもな人たち)
・前回の上昇の中でもっとも出来高が多かった価格帯
・上昇の61.8%
・(日柄的に)ステージ4になるかも
ここらで反発すれば、ひと安心かもしれません。
抜けるようなら、かなり弱いですね。
データから読み取れる強弱の材料としては、
強材料 → Putオプションが控えてる
弱材料 → 投機筋の買い残が少し減った
こんな感じでしょうか。
しばらくは、やきもきしそうです。
CFTCとOPの取組から考える、ダウとS&P、ナスダックの違いここ最近、
CFTCやオプションの取組高を
追いかけながら考えた、
米国のインデックスの違いです。
※ 確かめてないので、話半分でお読みください
CFTCの建玉明細は、
それぞれに、異なる値で破線を引いています。
これは、過去の最高水準の取組高から引いたものです。
この値を比べることで、
例えば、投機筋の取引規模が分かりますね。
>> 投機筋の取組高
- ダウ 90,000
- S&P 100,000
- ナスダック 800,000
これに、現在の価格を掛けると、
ざっくり規模感が分かります。
>> 投機筋・ざっくり規模感
- ダウ 90,000 × 26,000 = 23億4000万ドル
- S&P 100,000 × 2,900 = 2億9000万ドル
- ナスダック 800,000 × 7,600 = 60億8000万ドル
同じことをすると、オプションの規模感も分かります。
>> オプション・ざっくり規模感
- ダウ 146 × 26,000 = 1462.6万ドル
- S&P 83,197 × 2,900 = 2億4127.1万ドル
- ナスダック 2,376 × 7,600 = 1805.7万ドル
オプションの場合、
実際に支払っているのはプレミアムです。
なので、イコール規模感ではなく、
「これくらいの規模感で、
買い支える準備している人たちがいる」
こんな感じで捉えています。
>>規模感まとめ
- 投機筋 ナスダック >> ダウ >> S&P
- オプション S&P >> ナスダック > ダウ
>>雑感
- S&Pは安いから投資しやすいけど、3つの中では投機筋の参加が少ない
- CFTCの建玉明細は、ナスダックが最も参考になりそう
- オプションの取組は、S&Pが最も参考になりそう
オーダー情報とOP取組の研究 5月7日 11時6時ごろ発表のオーダー情報と
11時ごろのオプションの取組高をもとに
チャートを作成しました。
▶ ドル円
大きめオプション・カットが出てきました。
気になる存在です。
オプションについては、以下の補足がついています。
> オプション設定水準の手前では防戦の売買が、抜けたところではストップロスの売買が活発化しやすい。また、期限(カットオフタイム)に向けて設定水準に収れんする動きを見せる場合もある。
> オプション数量表現の目安
・大きめ:10億通貨単位以上
・非常に大きめ:20億通貨単位以上
・極めて大きめ:30億通貨単位以上
10億通貨単位以上・・・。スゴイ数字ですが、ドル円の世界ではよくある数字何だと思います。おそるべし。
▶ ポンド
ここ数日のオーダー情報をみると、
なんだか、全体的な上目線を感じます。
勉強中なので、引き方があっているか分かりませんが、
・エリオットも引けそう
・オプションの取組が多い価格とフィボナッチも合ってそう
など、良さげな印象です。
※ 投資は自己判断でm(_ _)m