先週7日(月)の週は、その前の週末金曜日から続けて金・月と下げて始まりました(悪い予兆の可能性あり)。 そして水曜日に一旦反発しましたが、注目の木曜日、ECB政策発表はタカ派な内容、米CPI(消費者物価指数)は予想通りの高水準に、いまいち方向感がない動きを続け、結局金曜日は下げて終わりました。 俯瞰してみると、先々週が33000ドルを挟んだレンジなら、先週は一段下がって32000ドルを挟んだレンジだったと言えます。 相変わらずウクライナ情勢を睨んでのヘッドライン相場で、11日(金)の20時頃にはプーチン発言で一旦株やユーロ、暗号資産などが総じて急騰する場面もありました(その後、全戻しでしたが…)。 結局、11日(金)の日足は上髭陰線で終わっています。まだまだ弱いと言えるでしょう。 今週は、このヘッドライン相場の中、...
先週もウクライナ危機が続くなか、パウエル会見や雇用統計がありましたが、3/4(日本時間)原発攻撃等のインパクトの方が大きかったように思います。先週2/28の週もヘッドライン相場だったと言えるでしょう。 ただ、激しい印象の一週間で、ボラティリティもそれなりにありましたが、ウクライナ侵攻の始まった先々週と比較すると(先々週の方がボラも大きく)、先週は34000ドルから33000ドル間でのレンジ相場にも見えます。 そして、今週3/7の週ですが、注目は10日(木)のCPI(消費者物価指数)です。しかしながら今週もウクライナ情勢の方が衝撃が大きそうです。引き続きヘッドラインに注意しつつトレードしたいと思います。 2月中旬から3月のシーズナルパターンからも、下目線は変わりません。 ■主な予定 3/7(月)注目度の高い経済指標なし...
こんにちは。ロシアウクライナの地政学リスクで毎日ボラティリティの高い相場が続きます。 国際情勢についてニュースを追うことだけしか出来ないので結局はヘッドライン相場に振り回される毎日となってしまいます。 今日は一つのアイデアとしてVIXの対称パターンを見ていきます コロナショックから2021年6月24日のVIX安値を中心として現在までVIXは上値を切り上げつつあります。仮に対称パターンを描くとなるとこのようになります。 それぞれVIXが急上昇した対等日を緑/オレンジ/赤で記しています 20/10/29の対等日が2/17頃 20/6/15の対等日が7/8頃 20/3/17の対等日が10/4頃となります 奇しくも2/24日にロシアのウクライナ侵攻がありVIXが上昇しました。 出来れば何事も無い事を望むのですが 今年は金利上...
いやはや、先週は壮絶な一週間でした…(ストップ・ウォー!)。 ロシアのウクライナ侵攻で32000ドル近くまで下げるも、まさに「USA!USA!」。34000ドルまで鬼戻しです。 今週2/28の週は週明け28日は2月月末、1日ISM製造業指数、2日&3日にパウエル議会証言、そして4日雇用統計と注目材料目白押しです。 そして、ウクライナ情勢も先週末に一旦決着がつくかとも思われましたが、その後ゼレンスキー首相の徹底抗戦宣言&各国によるSWIFT制裁と、まだまだ予断を許さない状況が来週も続きそうです。 引き続き、2月中旬から3月のシーズナルパターンからも、下目線は変わりません。 ■主な予定 2/28(月)月末要因 3/1(火)ISM製造業指数 3/2(水)パウエル議会証言 3/3(木)パウエル議会証言 3/4(金)雇用統計 ...
恐怖指数といわれるVIXは、米株安やウクライナ情勢への警戒感から30まで上昇後、27台で推移。プーチン・バイデン両大統領が、首脳会談を受け入れたとの報道もあり、ストキャスティクスは50%と急上昇懸念は小さいか?
2/14の週は、ウクライナ情勢に一喜一憂するヘッドライン相場でした。2/16(水)注目された1月FOMC議事録公表の際は、公表までにダウが一時300ドル超下落してたものの急激に買戻しが入るといった場面もありました。ただその後も、再び下落を続け、引き続きウクライナ情勢や米利上げへの警戒で株安が続く、といった状況です。 週明け2/21(月)は、ワシントン誕生記念日(プレジデントデー)で米休場ですが、来週このまま1月半ばの安値33000ドル付近を目指して下落していくのでしょうか? ※週末のビットコインが下げているので、週明けかなり怖いです…。 シーズナルパターンからも、2月中旬から3月までは下げて全く不思議はありません。 ただ世界の平和と秩序は維持して欲しいものですね…。 ■主な予定 2/21(月)米休場(ワシントン誕...
JPモルガンのストラテジストが書いてたS&P500の買いシグナルを実際にVOOを買って検証してみます。 ※JPモルガン、ほぼ100%間違いないシグナルと説明-株式は今が買い www.bloomberg.co.jp 2021/11/26にVIX 28.62で買いシグナルがでました。 この時のVOOは 422ポイント でしたので、6か月後(2022/5/26)には少なくとも 469(+9%)になるはずです。 今、VOOは410ですので、+12.6% 上昇することになります。今買えば3か月で・・・。 この法則が唯一当てはまらなかったのは2008年の金融危機時だったらしいです。 あとリセッション局面(2四半期GDPがマイナス)というパターンは除外らしいですが、1/27...
Bloombergの記事※でJPモルガンのストラテジストがVIXの買いシグナルについて書いていたので検証してみました。 ※JPモルガン、ほぼ100%間違いないシグナルと説明-株式は今が買い www.bloomberg.co.jp <シグナルの詳細> 記事によると、ボラティリティー指数(VIX)が1カ月移動平均を50%余り上回る水準に上昇した場合に買いシグナルが現れるらしいです。 ・VIXが1か月移動平均を50%上回ると買いシグナル(日足?終値?) ・この指標は過去30年間にわたり、リセッション(景気後退)期を除けば100%正確 ・直近では1月25日にシグナルが見られた ・同シグナルが現れたのは1990年以降で21回。S&P500種株価指数はその半年後に平均9%上昇した。 ・この法則が唯一当てはまらなかったのは2008年の...
インフレ・金利上昇にくわえ、ウクライナの地政学リスクが出てきており、週明けの動きが注目です。 先週2/7の週は注目された木曜日のCPI(消費者物価指数)まではダウも連騰しましたが、予想を上回るCPIの結果で金利上昇・株安となりました。そして、この木曜日がクライマックスと思いきや、さらに翌金曜日には、ウクライナ地政学リスクで週の安値を更新して引けてしまいました。2月開始時の34500ドル付近まで下落している状況です。 このまま1月半ばの安値33000ドル付近を目指していくのでしょうか? 今週の指標・イベントは、2/16(水)FOMC議事録公表(1月25日・26日開催分)が注目かと思われます。 ■主な予定 2/14(月)ブラード連銀総裁の発言 2/15(火)生産者物価指数 2/16(水)小売売上高、FOMC議事録公表(1...
先週1/31の週は月末月初を挟んだ1週間、月火水はリスクオンとなり1月相場の下げ分を半分程度まで戻しました(週の後半はまた少し下げましたが)。雇用統計や重要指標、決算など動く要因は数多くあり、それなりにボラティリティも大きい一週間でした。 2月に入って2週目、雇用統計明けの週明けはどうなりますでしょうか? 現在、中国で冬季オリンピックが開催中ですが、その中国はこの週明けから春節明け、こちらも市場への影響が多少あるかと思われます。 引き続き、米国主要企業の決算発表が続きますので、都度一喜一憂しながらとなりますが、いずれにせよ、2月から3月にかけてある程度大きな調整局面があるかと思いますので、それが今週からなのか、それとももう少し上昇した後となるのか、注意深く見ていきたいと思います。 ■主な予定 2/7(月)雇用統計明け ...
先週はまさに大波、連日1000ドル幅で上下し、酷い目にあった方もいらっしゃるでしょう(それは私です笑)。 今週1月31日(月)からの週も、1月月末であり2月月初めでもあるので月末・月初め要因、相次ぐ企業決算発表、週中からは中国が春節で連休入り、そして、週末2月4日(金)は雇用統計、と波乱要因満載です。先週の流れからも、引き続きボラティリティがそれなりに大きいのではないでしょうか。 どちらか一方にトレンドが出るというより、大きな値幅で乱高下の可能性が高いかと思われます。ピンチはチャンス、チャンスはピンチの連続、うまく立ち回ればそれなりの成果が期待できるので、資産管理に注意し、一時的な急騰急落に迷わされずに利益を残していきましょう。 ■主な予定 1/31(月)ジョージ:カンザスシティ連銀総裁の発言 2/1(火)ISM製造業...
先週1/17の週は、日足がずっと陰線でした(7日続落)。この間、2000ドル程度の下落です。 2020年コロナショック以来の週間下落率となったようですが、2000ドル程度の下落ではまだまだ調整が足りないと思っている方もいるかもしれません…。 さて今週ですが、注目のFOMC金融政策発表です。引き続き、調整が続くと思われますが、1/26(水)FOMCで一旦反発に期待しています。また、25日マイクロソフト、26日テスラ、27日アップルの決算にも注目です。いずれにせよ、今週は重要局面が続くと思われ、より慎重により柔軟に。 (また、緊迫するウクライナ情勢も少し心配です…。) ■主な予定 1/24(月)2年債入札 1/25(火)※マイクロソフト 1/26(水)FOMC金融政策発表&パウエル会見 ※テスラ 1/27(木)GDP速報値...
VIX移動平均線5-20MAが11月初旬ぶりにGCしています、直近のVIXが最高値を付けた日の間隔を見てみるとおよそ40-50営業日間隔です。 昨年に至っては5月~8月までは綺麗に20営業日間隔で噴き上げています。 (40-50日サイクルと20日サイクルで見ると2月初旬~中旬あたりになにかしらの株式のセリングクライマックスっぽいものがあるかもしれないと考えています。 FOMCのテーパリングやQT、金利上昇等のファンダメンタル面をすべて理解して追従するのは難しいですが、こうした人々の反応を手がかりにしていけば難しい局面をなんとか乗り切れないかなと思います。ご参考まで
先週1/10の週は方向感なく、36000ドルをはさんで上は約36500ドルから下は約35700ドル(約800ドル幅)、レンジ相場とも見えます。 今週1/17の週、月曜日はキング牧師記念日で米休場です。 今週は主要企業の決算発表が相次ぎますが経済指標は小粒、来週FOMC金融政策発表が注目です(今週のFRBはブラックアウト期間)。 基本的には、シーズナルパターンの通り、1月2月は調整目線ですので、今週も突発的な急落に注意しながらトレードしたいと思います。 そしてこの週末、トンガ諸島での火山大噴火が発生しています。株価に影響が出るかは不明ですが、週明けの反応に注目です。 ■主な予定 1/17(月)キング牧師記念日で米休場 1/18(火)ゴールドマン・サックス決算など 1/19(水)20年債入札 1/20(木)新規失業保険申請...
2022年年明け1/3の週は、一旦最高値(37000ドルに接近)をつけるも、1/5(水)FOMC議事録発表と共に大きく下落、そのままマイナスで週を終えました。 ※1/7(金)雇用統計は、雇用者数の伸びは市場予想を下回りましたが、賃金と失業率は労働市場の強さを示す内容となりました。 今週、1/10(月)の日本市場は休場ですが、週明けの動き、そして、1/11(火)パウエル、1/12(水)CPIが注目です。 また、今週末から主要企業の第4四半期決算発表も始まります。 基本的にシーズナルパターンで1月・2月は調整色が強いと言われますが、今週はもう一度くらい上がる場面もないとは言えないと思っています。さて? ■主な予定 1/10(月)日本休場 1/11(火)パウエル議長再任指名承認公聴会 1/12(水)CPI 1/13(木)30...
新年に入り、テーパリングの早期化、チャイナリスクなど懸念材料にもかかわらず、SP500、史上最高値を更新。恐怖指数VIXは16へ低下するなど、リスクオンの動きが強まる!寅年新年相場は上昇か?
明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 ダウは年末12/30(木)、36717ドルと史上最高値を更新しました。年明け1/3(月)からの週はどういう動きをするでしょうか?...
投資信託とETFはどっちがお得なのかと聞かれたので実験 VIXとMACDとRSIで4月から毎月VOOを手動で買った場合と、毎月第1営業日に買った場合をシミュレーションしてみた。 (日足レベルで終値で脳内シミュレーション) <結果> 0.26%くらい安く買えた。。微妙🤣 100万円で2600円とかなので投資信託でいいと思う。当然時期によるとは思うけどね。 投資信託(SBIバンガードS&P500)とETF(VOO)の総コストの比較 ・購入時手数料:投信なし、ETFは為替手数料+買付手数料0.45%(証券会社や銘柄による) ・信託報酬:投信0.093x%+その他0.018%=0.11~0.16%、ETFは0.03~0.07%(経費率) ・資金:投信は100円単位、ETFは時価 ・再投資の手間:投信は自動なのでなし、ETF再...