ナスダック100先物、ダブルボトムを形成今週の振り返り
今週は安値切り下げ、高値切り上げで週足では2週間陰線からの陽線と久しぶりの上昇週でした。9月2日(火)こそ弱い値動きで始まったが、水色ボックスゾーンでサポートされ長い下ヒゲで反発した。反発後は雇用統計の発表があった9月5日(金)まで上昇し続けている。
先週末時点で下落する場合は「 ローリングVWAPや21日出来高加重移動平均線を下抜けて下落する場合は、水色ボックスゾーンの下限や雇用統計ショックで急落した8月1日安値22,667.7がサポートするかテストラインとなる。このあたりは安値での買いが集まりやすい価格帯のようなので、サポートされやすいと想定する」と書いた。今回も水色ボックスゾーンの下限まで到達することなく、手前でサポートされた。
上昇する場合には「再び反発で上昇継続するなら次は24,000超えにトライが引き続き目先の目標地点。エリオット波動の第1波の261.8%ラインを明確に上抜けるかどうかが焦点」と書いた。9月5日(金)の高値は24,000には届かず失速してしまった。中途半端な動きで週末引けとなった。
9月5日(金)は十字線となってしまったが、8月中旬から今週まででダブルボトムを形成している。ダブルボトムの2つの安値はともに水色ボックスゾーンでサポートされ反発し、底堅い動きを示してきた。
9月5日の十字線は中途半端だったが、8月28日のネックラインを上回ったため下落転換になるほどの弱気な下げ方は今のところはしないだろう。週明け多少下落しても上昇回帰する可能性がある。次週ネガティブサプライズとなる材料が出ない限りは、利下げ期待を背に再び8月13日の高値を目指すと見込む。ローリングVWAPの上まで戻る上昇圧力があった今週なので、次週もその流れを受け継ぐのではないだろうか。
次週のシナリオ
①上昇する場合
上昇継続するなら次は24,000超えにトライが引き続き目先の目標地点。エリオット波動の第1波の261.8%ラインを明確に上抜けるかどうかが焦点。
24,000を上抜けて上昇を続けられるなら、24,500あたりが次の目標地点となる。
②下落する場合
再びローリングVWAPを下抜けて下落する場合は、8月20日安値の22,956が再度のサポートテストラインとなる。
上記を下抜ける場合は、水色ボックスゾーンの下限や雇用統計ショックで急落した8月1日安値22,667.7がサポートするかテストラインとなる。
USATECのトレードアイデア
ナスダック100先物、RVWAPで耐える動き今週の振り返り
今週は高値切り下げ、安値を切り上げとレンジ内で下落した週だった。S&P500に比べるとやや弱い。
先週末時点の下落シナリオには「21日出来高加重移動平均線を下抜けて下落する場合は、水色ボックスゾーンの下限や雇用統計ショックで急落した8月1日安値22,667.7がサポートするかテストラインとなる。このあたりは安値での買いが集まりやすい価格帯のようなので、サポートされやすいと想定する」と書いた。
現状では21日出来高加重移動平均線やローリングVWAPで耐えている状況で、下落転換したとは言えない。ただし、GOOGは強いがNVDA、MSFT、METAなどはやや弱い推移をしており、ナス100の腰が重くなっている。また、高値が最高値に届かず8月29日(金)に下がってしまったのは微妙な兆し。
水色のトレンドライン(右上に上がるライン)の下側ラインがごく短期的なサポートテストラインとなっており、8月29日(金)の安値はギリギリこのラインの上で止まっている。またその下にある白色の平行チャネル下限ラインも似たようなサポートラインだ。直近では8月22日(金)に反発したポイント付近で、今回も下げてもここで反発するのかを確認したい場面となる。
上記の岩盤となっているのが水色ボックスゾーンだ。このボックスゾーンは出来高が多い価格帯で、ボックスゾーンの下限ラインが反発ポイントになっていた。フィボナッチ78.6%ラインや75日出来高荷重移動平均線が近く、短期的にはサポートされやすい価格帯に見える。
ここまでが下を見たときのイメージだが、上昇トレンドは明確に終わった状況ではない。ローリングVWAP、21日出来高加重移動平均線で耐えて反発するならば、上昇トレンドはまだ続く。先に挙げたサポートラインも然り。
ごく短期的な分岐点になるが、次週の雇用関連データとなる。パウエルが雇用市場のリスク > インフレを示している中、市場は9月利下げ期待を持っている。ADPや雇用統計などの雇用指標でサプライズあるか注目です。これらの結果に対する市場のリアクションを見定めて、機敏に動いていく必要があるかもしれませんね。
次週のシナリオ
①上昇する場合
再び反発で上昇継続するなら次は24,000超えにトライが引き続き目先の目標地点。エリオット波動の第1波の261.8%ラインを明確に上抜けるかどうかが焦点。
24,000を上抜けて上昇を続けられるなら、24,500あたりが次の目標地点となる。
②下落する場合
ローリングVWAPや21日出来高加重移動平均線を下抜けて下落する場合は、水色ボックスゾーンの下限や雇用統計ショックで急落した8月1日安値22,667.7がサポートするかテストラインとなる。このあたりは安値での買いが集まりやすい価格帯のようなので、サポートされやすいと想定する。
付近にはフィボナッチ78.6%があり、75日出来高荷重移動平均線も同水準に接近中で、サポート材料が多くなっている。
ナスダック100先物、安値サポートからのリバウンド今週の振り返り
今週は高値、安値を切り下げて下落した週だった。しかし週足で長い下ヒゲをつけてリバウンドしている状況で週末を迎えている。8月21日(木)まではきれいに下落を続けていたが、安値は水色ボックスゾーンでサポートされていた。8月22日(金)のパウエル議長のハト寄り発言によりサポートラインからリバウンドした形だ。
先週末時点の下落シナリオでは「下げるなら21日出来高加重移動平均線が次のサポートテストラインか。21日出来高加重移動平均線を下抜けて下落する場合は、水色ボックスゾーンの下限や雇用統計ショックで急落した8月1日安値22,667.7がサポートするかテストラインとなる。このあたりは安値での買いが集まりやすい価格帯のようなので、サポートされやすいと想定する」と書いていた。
21日出来高加重移動平均線を下抜けた今週は、水色ボックスゾーンの上値あたりで止まっていて浅い地点でサポートされていた。この時点で気力のない下落で底堅い動きにも見える。8月22日(金)のリバウンドで21日出来高加重移動平均線やローリングVWAP(RVWAP)の上に再び戻っていて、上昇回帰にシグナルに見える。8月20日(水)の今週安値は8月1日(金)の雇用統計ショックの安値より上で止まっていて、買い圧力のほうが強いこともうかがえる。
週足では下落だったが、この下値の底堅さと8月22日(金)のリバウンドは上昇トレンド継続の強さを示しているように感じる。8月13日(水)の最高値でボリンジャーバンド+2σ超えから日柄調整をしていたため、上昇余地が生まれている。このまま上昇を続けられるなら24,000の壁を突破できる可能性はでてきた。
再び21日出来高加重移動平均線やローリングVWAPを下抜けて下落するまでは、上昇トレンド継続となるだろう。21日出来高加重移動平均線を再び下抜けて下落すれば水色ボックスゾーンでのサポートが待っている状況だ。フィボナッチ78.6%まで修正が起きない現状では値幅調整とならず強さキープが基本路線に見える。
上値については、これまで平行チャネル上値の75%ライン(白色の点線)を上回ると下落が起きていたので、高値を更新し続ける持続性があるかが悩ましい点だ。勢いのある上昇を示すかは次週も見ていきたい。
次週のシナリオ
①上昇する場合
強気継続なら次は24,000超えにトライしていくのだろう。エリオット波動の第1波の261.8%ラインを明確に上抜けるかがキーか。
24,000を上抜けて上昇を続けられるなら、24,500あたりが次の目標地点となる。
②下落する場合
21日出来高加重移動平均線を下抜けて下落する場合は、水色ボックスゾーンの下限や雇用統計ショックで急落した8月1日安値22,667.7がサポートするかテストラインとなる。このあたりは安値での買いが集まりやすい価格帯のようなので、サポートされやすいと想定する。
フィボナッチ78.6%も同様のサポートテストラインだ。75日出来高荷重移動平均線も上昇して同水準に近づいているため、サポート材料が増えていると見受けられる。
ナスダックはほぼ上昇目標達成。5波中の5波ナスダックは24000ポイント台が目標でした。
3波は1波よりも5波よりも長いというのが通説。
その通りになれば24533には付けられない可能性があります。
もう一度24000台に上げた時に終わってしまうのか?
または頑張って26000台の目標値を目指すか?
最後は上昇するのだけど
24000台を天井にして下落すると15000まで数年後に下落する。
それで2023年からの上昇に対しての調整は終了するでしょう。
ただ、26411付けられずに下落したならば、理屈上は1万ポイント付近までの長期的な不況(数十年後までにね)を検討すべきかも知れません。
26411にも2002年からのエクスパンション1があるからです。
これほどの長期でエリオット波動のセオリーが適用されるかは不明で、もちろん前例がありませんが(笑)。
タイトルの5波中の5波は、2022年の安値から見た場合の話です。
つまり24000台から15000までのショート
を狙いたいという夢物語です。
現在私個人としては天井から売っていて
パウエルさん発言前に買っている両建て。
夢見る短期トレーダーです。
※これまで2022年の下落も天井から売り、2024年夏も、2025年2月も天井から売りました。
内2024年と2025年はほぼ底まで引っ張れましたが、
長期の下落はいつまで引っ張れるか自信ないです(笑)。
それではまた。
スリースタータードットジェーピー 大野
ナスダック100先物、新高値からやや失速今週の振り返り
今週は高値、安値を切り上げて上昇継続したが、先週比では+0.24%とわずかな上昇にとどまった。8月12日(火)に一段高の上昇を示して8月13日(水)に新高値を記録したが、その後失速して週末まで下落した。
先週末時点の上昇シナリオには「新高値を更新する上昇で上がり続けるなら、23,900あたりまでを見込みます」と書いた。この週の高値は23,965.9と23,900をわずかに上回った。ただし下落したことで23,900を再度下回っている状況だ。
高値はエリオット波動の第1波のフィボナッチ261.8%まで上昇したところで失速している。また、上昇トレンドでも白色点線を上回ると微調整が入る水準となっている。この白色点線は平行チャネルの上値ラインの75%ラインである。
私が見ている特殊設定のボリンジャーバンド(チャート外)では+2σを上回り+3σに接近していたため、勢いが強すぎたため一時休止で下がっているようにも見受けられる。
高値がごく短期的には行き過ぎたor利益確定売りが出やすい水準とも言えそうな状況で、材料が出たところで売られているようにも見える。
週末の引け値はVWAPをやや下回っており、S&P500先物よりは若干弱い動きだ。8月1日(金)の急落が弱気転換とならず、リバウンドで強気相場の継続をしている最中なので、今週後半の下落が弱気転換につながるかはまだわからない。今週の下落はローソク足が短く長大陰線の下落にはなっていないので、下落の持続性は測りかねる。
ごく短期的な上昇トレンドの一時休止であれば、横ばい後に再び登り始める可能性も十分ある。21日出来高加重移動平均線を明確に下抜けるまでは、弱気転換は時期尚早だろう。
21日出来高加重移動平均線を一時下回った8月1日(金)の急落も、翌日すぐに21日出来高加重移動平均線の上を取り戻しており、下値での買い圧力の強さが強気相場を支えている。21日出来高加重移動平均線がサポートする上昇トレンドがまだ続いているのだ。
※このチャートでは、オレンジ色ラインのローリングVWAPが21日出来高加重移動平均線に近しい動きです。
次週のシナリオ
①上昇する場合
強気継続なら次は24,000超えを目指す動きか。
24,000を上抜けて上昇を続けられるなら、24,150あたりが次の狙い目。
②下落する場合
下げるなrあ21日出来高加重移動平均線が次のサポートテストラインか。
21日出来高加重移動平均線を下抜けて下落する場合は、水色ボックスゾーンの下限や雇用統計ショックで急落した8月1日安値22,667.7がサポートするかテストラインとなる。このあたりは安値での買いが集まりやすい価格帯のようなので、サポートされやすいと想定する。
ナスダックは24000-24600で危ないナスダックは順調に伸びており、24000ポイント手前まで来ました。
従来からの目標値が24533にあり、短期目標は24000です。
これらの値位置に付いた時点でそれ以上
上昇するテクニカル的な理由がなくなるため、
ある程度の利食いが予想されます。
よって、短期トレードで24000ブレイクを狙うのはアリですが、長期間それから保有しておこうとすると
いつ下落して来るかも分からないため推奨は出来ません。
個人的には24600辺りからのショートを狙っています。
26000の方のターゲットは年末の上昇ならあったかも知れないけど、夏に一気に上げてしまったので厳しいかと。
それではまた。
残りのお盆休みを楽しみましょう。
スリースタータードットジェーピー 大野
ナスダック100先物、最高値に接近今週の振り返り
今週は高値切り下げ、安値をわずかに切り上げるリバウンド上昇となりました。先週末時点の上昇シナリオでは「 リバウンド上昇するなら、23,200あたりまでを見込みます。ポジティブな材料で反発の勢い増すなら23,500付近が次の目安」と書いた。結果としては、高値23,652.1まで上昇し、シナリオの目標値を上回った。終値ベースでは最高値を更新した。
S&P500先物の振り返りでも書いた通り、Appleの米国内への1,000億ドルの大型投資を表明したことで、株式指数を牽引する動きとなった。ビッグテックを中心にテックに強い追い風が吹いたのだ。
また、市場ではFRBがスタンス変更に期待が高まり利下げを織り込み進行していることも株式市場には好材料になっている模様だ。Q2決算も概ね好調で、ファンダも株式市場を下支えしている。
先週末の雇用統計ショックによる急落は案の定、行き過ぎた過剰反応だったと見られる。上記の追い風を受け、急落からの修正で今週はリバウンドを週末まで続け、最高値い接近している。
雇用統計ショックの急落ではフィボナッチ78.6%のサポートラインにすら届かず、週明けからリバウンドしており、値幅調整となる下落ではなかったことが今週確認された。近くにあったPUTのショートカバーで踏み上げている可能性もある。
「上昇トレンドに戻すほどの買いが続くような状況には見えない」と先週末に書いたが、Apple大型投資の好材料もあってほぼ上昇トレンドに戻しているような動きとなった。このまま反転せず新高値更新すれば強気継続となる。
今週の上昇は私が見ている特殊設定のボリンジャーバンド+2σに到達している。再び+2σをはって登る上昇が起きる可能性もありえる。強気継続できるかが次週の確認ポイントなのだろう。
一方、再び高値圏から反転する動きが見られる場合には、21日出来高加重移動平均線を下抜けて下落するか確認したい。
今は狭いながらも右肩上がりのボリンジャーバンドを上下しながら登り続けている。ナス100は淡々と上げ続けてきたが、新高値を更新するなら強気トレンドはまだ続く可能性が出てきたので終わりが見えない。再び長大陰線が出るまでは下落転換はお預けになるかもしれない。
次週のシナリオ
①上昇する場合
新高値を更新する上昇で上がり続けるなら、23,900あたりまでを見込みます。
ポジティブな材料で強気に勢いづくなら、この先は時間をかけて25,000を目指すか。
②下落する場合
21日出来高加重移動平均線を下抜けて下落する場合は、雇用統計ショックで急落した8月1日安値22,667.7がサポートするかテストラインとなる。
さらにフィボナッチ78.6%を下抜けて下落拡大するなら、先程のとおりフィボナッチ61.8%を目指す動きとなるだろう。まだそれほど下げる動きが示されていないため、先行して長大陰線が出るかどうかに掛かる。
ナスダック100先物、急落で修正波入りへ今週の振り返り
今週は高値切り上げ後、安値を切り下げる急落となりました。7月31日(木)までボリンジャーバンド+2σをはって上昇を続け新高値23,713.2を記録した。
先週末時点の上昇シナリオには「上昇継続するなら、次は23,400あたりを見込みます」と書いたが、ずいぶんと超えましたね。しかし、高値から反転した後、長い陰線を2つ作り大幅に下げました。
先週末時点の下落シナリオでは「21日出来高加重移動平均線を明確に下抜けしてくるなら、フィボナッチ78.6%付近で値止まりする日柄調整程度かどうか確認したい」と書いた。8月1日(金)の急落では21日出来高加重移動平均線を下抜けて、下落を続けた。しかし、フィボナッチ78.6%までは届かず週末を迎えている。
先週の安値22,950.8(黄色・水平線)を下抜けたことが明確な下落サインでもあった。第4波のはじまりだ。すでに第3波の目標値を大幅に超えていたナス100は、高値圏からの修正波で5~10%ほど下げる余地がある。
さすがに7月31日から8月1日まで急落の長大陰線だったので、週明けはリバウンドする可能性がある。しかし上昇トレンドに戻すほどの買いが続くような状況には見えない。8月1日(金)の高値まで戻すのは厳しいのではないかと見込む。
リバウンドしても修正波の下落を継続とするなら、どこまで下げるのかが論点。底値を当てるのは難しいが、きれいに修正波を作るなら、最大値はフィボナッチ61.8%の21,375.4が計算値となる。7月31日(木)の高値からおおよそ10%近い下落だ。
夏枯れ相場でここまで下がるかはまだわからない。いまはボリンジャーバンドの-2σにも到達しておらず、ボリンジャーバンドが拡張するほどの勢いがある下落がつづくかはこれから次第だ。
軽い調整ならフィボナッチ78.6%の22,403.5付近、約5.5%程度の調整も可能性は残る。ここであれば私が見ている特殊設定のボリンジャーバンド(チャート外)の-2σと-3σの間でごく短期的な調整で終わる想定のラインとしてほどよい。ここからフラットな横ばい局面にもっていけるなら底堅い展開とも見える。攻防戦次第ではないだろうか。
攻防戦に負けて売り圧力が高まれば、先程のフィボナッチ61.8%に加速して接近する動きに変わるだろう。フィボナッチ61.8%まで下げるにしても、小さな波(上下動)をつくりながら下げる可能性があるので一喜一憂せず、買い場を待つのが良いかもしれません。
トランプのTACO発言や米政府の報道などでポジティブな材料が出るとこの限りではなく、チャート分析では読めない動きとなりやすい。
次週のシナリオ
①上昇する場合
リバウンド上昇するなら、23,200あたりまでを見込みます。
ポジティブな材料で反発の勢い増すなら23,500付近が次の目安。
②下落する場合
先週から変わらずフィボナッチ78.6%付近で値止まりする日柄調整程度かどうか確認したい。
フィボナッチ78.6%を下抜けて下落拡大するなら、先程のとおりフィボナッチ61.8%を目指す動きとなるだろう。21,600から21,850前後の価格帯も出来高は厚いので、フィボナッチ61.8%の手前でサポートされる展開も考えられる。
ナスダック100先物、淡々と上昇今週の振り返り
今週も高値・安値ともに若干切り上げで最高値を更新しました。先週末時点の上昇シナリオでは「まだ上昇継続で一段上を目指せるなら、次は23,300~23,350あたりを見込みます」と書きましたが、下限の23,300は達成し、高値は23,328を記録しました。
7月22日(火)こそ長めの下落したが、その後はほぼ下げることなく週末まで上昇して新高値を更新しています。水曜日以降は私が見ている特殊設定のボリジャーバンド+2σをはって登る上昇トレンドを描いていました。
6月23日以降、今だに上昇トレンドが止まらず新高値を更新し続ける強さは健在です。上昇の余韻はまだ続いているがペースは鈍化している。いつ上昇が止まるかシグナルが出てこず淡々としています。
出来高は薄くなっていく夏枯れでポジネガどちらも材料待ちとなる。AIはM7の設備投資がどうなるか注目が集まり、関税は8/1の延期期限に向けてどのような報道が出てくるかに掛かる。決算は今のところはQ2も堅調で大きな調整材料はまだでてきていない。
上値を伸ばすならトレンドフォローでついていくしかなく、下落シグナルがでてくるなら機敏に対応するのは変わらず調整待ちとなりそうだ。
次週のシナリオ
①上昇する場合
上昇継続するなら、次は23,400あたりを見込みます。
②下落する場合
21日出来高加重移動平均線を明確に下抜けしてくるなら、フィボナッチ78.6%付近で値止まりする日柄調整程度かどうか確認したい。
ナスダック、いよいよ24000か?続伸中のナスダックは7月最終週にいよいよ24000台に突入し、高値形成となるか?注目です!
24533に付いたら21401までの調整が考えられます。
4月から上昇に対する調整なので、長期トレンドが終わるわけではありません。
長期的な流れでは現在5波。だとすると、
20300を割れないと15700への調整はまだなので
次のように考えてみたらどうでしょうか。
24500から上 高すぎて長期でも天井エリア
21400~24500 4月からの上昇の終盤エリア
20300-21400 サポートのエリア
20300から下 下落エリア
【イベント】
8月1日からの関税なのか、パウエル議長なのか。
波乱が巻き起こりそうな8月相場の前哨戦になりそうです。
FOMCと決算が集中する月末最終日に注意。
【戦略】
安値を切り上げる限りの買いと
24000台からショートが狙い目!
※フィボナッチエクスパンションによる分析です。その他ツールでの分析結果(特に値位置)とは異なります。
スリースタータードットジェーピー 大野
ナスダック100先物、上昇の余韻で新高値更新今週の振り返り
今週も高値・安値ともに若干切り上げで最高値を更新しました。この1週間はほぼ下げることなく日を追う事に高値に向かっていました。
先週末時点では「休憩後、一段上を目指すなら、次は23,300あたりを見込みます」と書きました。新高値は23,150と上昇したものの23,300には及ばずでした。
新高値をつけましたが、私が見ているボリンジャーバンド(特殊設定・チャート外)の+2σに近いところまで上がっていて収束フェーズです。強い買い圧力がないと、ここから先を登るのは大変そうです。6月下旬はボリンジャーバンドを拡散して+2σをはって登る上昇でした。今はこの上昇後の余韻に近い伸長です。
余韻はまだ続いているため、今すぐ霧散するとは言えないがそろそろ天井が時間の問題となってくる頃合いなのでしょう。
今はまだVWAPや21日出来高加重移動平均線の上で推移していて、上昇は終了していません。株式優位な状況も変わっていません。SKEWは上昇継続しており感極まる上昇となれば次は株式下落につながる可能性はあります。高値圏のため下落リスクへの警戒が高まっているようです。ただVIXは低下し続けており、リスクは顕在化していません。
ボリンジャーバンドの収束がもう少し続くなら下落せずとも横ばいになりやすいかもしれません。上値はもう一段上を狙いつつもペース鈍化、何かをきっかけに下がるなら下落シグナルに注意していく時期でしょう。21日出来高加重移動平均線が接近してきているので、21日出来高加重移動平均線で反発できるか、下抜けて下落するかを観測していきたい。
上にいる間は上昇を狙いつつも、そろそろ急落警戒でボラが高い短期枠の銘柄は利益確定で手仕舞いしていきたいですね。
次週のシナリオ
①上昇する場合
まだ上昇継続で一段上を目指せるなら、次は23,300~23,350あたりを見込みます。
②下落する場合
21日出来高加重移動平均線を明確に下抜けしてくるなら、フィボナッチ78.6%付近で値止まりする日柄調整程度かどうか確認したい。
その次は黄色のボックスゾーンの上限がサポートラインのテスト場面です。今のところは下落してもこの黄色のボックスゾーンあたりが下落最大限と推察します。
ナスダック100先物、上昇後の休憩今週の振り返り
今週も高値・安値ともに若干切り上げで最高値をわずかに更新しました。しかし1週間を通してはほぼ横ばいの動きです。S&P500が3波完成の上昇を示さず、ナス100も同様の値動きでした。
今週はボリンジャーバンド(私の特殊設定)+2σからは少し離れて横ばいで動きました。+2σをはって上がる強い上昇が一服して休憩期間となっています。VWAP付近をウロウロして、明確にVWAPを下抜ける動きがありませんでした。まだ3波完成後とはいえ波は続いて上昇が終わったとは言えません。
またSPY/TLTを見ると、今週も上昇しており債券より株式優位な状況が続いております。SKEWは少し上昇し始めているのでオプションの動きには注意が必要かもしれません。VIXも上がってくると下落開始するので、市場の下落シグナルが示され始めたらナス100の短期調整に気を配りましょう。
今は21日出来高加重移動平均線の上をキープして上昇トレンド継続といった状況ですが、今週横ばいだったため、徐々に株価と21日出来高加重移動平均線は接近し始めています。21日出来高加重移動平均線が接近したときに反発するか、下抜けて下落するか要観測なポイントになります。
21日出来高加重移動平均線を下抜けた下落が続かないなら、下落した場合でも日柄調整の範囲でベース構築していく可能性があります。下落シグナルが明確に示されず値幅調整になるようなリスクが実現していない今は、まだ21,000を下回るような動きとなる可能性は小さいでしょう。
次週のシナリオ
①上昇する場合
休憩後、一段上を目指すなら、次は23,300あたりを見込みます。
②下落する場合
先週末と変わらずですが、反転して22,300を下抜けてくると調整する動きに変わるかもしれません。まずは21,700~21,800前後の出来高が厚い価格帯の軽い調整かどうかを確認することに。ちょうどフィボナッチ78.6%付近となります。
その次は黄色のボックスゾーンの上限がサポートラインのテスト場面です。今のところは下落してもこの黄色のボックスゾーンあたりが下落最大限と推察します。より大きな下落があるとしたら、インパクトのあるネガティブな材料が起きたときでしょう。
ナスはまた長期分析。どちらで5波が終わるのか?ナスダックだけ長期分析ばかりしていますが、エリオット波動原理の5波だという事は昨年末から投稿しています。
ですが、今年の4月の下落で5波の形が変わったのではないかという話です。
つまり、4月の下落が4波だったとすれば
今が5波なので、次の目標値が23000か26000かのどちらかとなります。
【結論を先に言えば】
今が5波だとして、その終点(天井)が23000-24000であればこの後の下落は大きい。
しかし、最後が26000だとするなら小さな下落で1~2か月程度で買い戻される。
【エクスパンションの話】
超長期のエクスパンションと合わせると
今年の年始の値位置
6か月足の終値
が20309ポイントより上であることが分かります。
という事は今年の後半に下落する事は無いでしょう。
(6か月足の観点で)考え得るとしたら
7月から新たな6か月足が始まったので、
最初に今年後半の6か月足の下髭形成を行うだろうという事です。
下落するとしたらこれしかないからです。
【結論】
今年の後半は利下げがほぼ決まりのようなものなので、
7月に利下げが無ければ下髭を作りに下落して
サポートで跳ねる。
9月17日のFOMCで利下げが行われるのであれば
毎年恒例の10月頃の買い場から年末まで上昇の流れが出来る。
サポートの値位置は今更2万ポイント割れて下落して復活して来るのは難しいだろうから、押し目になるのは・・
20300が濃厚か?
【戦略】
23000ポイント達成後に再度22985を割れた場合はショートを狙える。
ただし上昇5波の途中で押し目だとすれば、4月の安値は割れないので20300到達で買い。
※茶色のフィボナッチエクスパンションは2002年からの長期ライン
こんな感じですかね。
要約すると
「今年の最高値が24000になるか26000になるかという話で、26000になりそうだからまだ5波終わらないかもね」
と書きました。
【おまけ】
2波の安値からもエクスパンションを引いてみました(赤)。
2波から引いたエクスパンションの1には付けずに下落するのがよくあるケース。
5波のラインが止まっているあたりで折り返したら それが最高値になるのか、26000に伸びるのかを再度検討するシーンが今年中にやって来る でしょう。
24000台までで終わるとずっと考えていましたが、6月末の終値(6か月足の終値)も20300以上に残したので
現在は年末の伸びに期待しています。
前回の投稿でも書いたように、夏はよく利食いが入ります。実は6年間ずっとそうです。
※過去チャートを調べれば分かるが、 事実として 7月か8月に天井を付けて4週間~10月まで下落している。
その理由と6か月足の観点からも7月時点は買い場の時期ではないので、急激な下落には注意が必要かも知れません。
長々とすみません。
それではまた。
大野
ナスダック100先物、3波を超えて淡々と上がり新高値形成今週の振り返り
今週も高値・安値ともに切り上げで上昇し、最高値を更新し続けました!すでに3波の目標地点を上回っていますが、S&P500が3波完成するまでナス100も同様に上昇する流れを汲んでいます。
S&P500と同様に、ボリンジャーバンド(私の特殊設定)+2σをはって上昇しており、値動きは強かったようです。金曜日の休場日での動きは出来高が薄いため参考にならないがやや下落となっている。
SPY/TLTを見ると、7.0付近から7.19まで上昇しており株式優位な週となっていた。
今はまだ下落の兆しとなるほどの値動きとはなっておらず、上昇トレンドを継続中といったところです。週明け以降、ネガティブな材料が出なければ、サマーラリーでもう一山登ってから上昇一服して日柄調整するほうがイメージしやすい。夏枯れまでの時間をもう少し稼ぎたいですよね。
次週のシナリオ
①上昇する場合
もう一息上昇続けるなら、23,300あたりが見えてきます。
②下落する場合
反転して22,300を下抜けてくると調整する動きに変わるかもしれません。まずは21,700~21,800前後の出来高が厚い価格帯の軽い調整かどうかを確認することに。ちょうどフィボナッチ78.6%付近となります。
その次は黄色のボックスゾーンの上限がサポートラインのテスト場面です。6月はこのラインが下限となって横ばいから上昇してきたので、今回もサポートされるか確認したい場所です。
ナスダック長期チャートに潜むリスクこんにちは♪大野です。
ナスダックの長期チャート分析(簡易的なもの)をご覧ください。
まず、一昨年から夏のこの時期で一度頭打ちになっています。
来週再来週が同じ時期にあたります。
次に、フィボナッチエクスパンションですが(横のライン)
これは上昇目標値と押し目の値位置として使われるものです。
23000付近で一つの区切りとなるという点と、
今年4月からの上昇で窓空けを多発している点に注目しています。
窓はいずれ埋めるものですが、それが夏なのか年末なのか?
よく値動きやファンダメンタルズを観察する必要があります。
よって、
米国SQやFOMCなどのタイミング
23331辺りで
頭打ちになる可能性に注意してください。
ご存知の通り
ナスダックが止まれば、
日本株やFX市場も多大な影響を受けます。
それではまた。
ナスダック100先物、3波完成後も上昇し最高値を更新!今週の振り返り
今週は高値・安値ともに切り上げで上昇し、最高値を更新し続けました!S&P500と同様、今週は力強い上昇トレンドで上がり続けましたね。中東情勢が鎮静化と利下げ期待を材料視した上昇と見られます。
先週末時点の上昇シナリオは「反発上昇で21日出来高加重移動平均線の上に推移するなら、3波未完とみて22,218.2達成が次のターゲットです」と書きました。結果としては3波の理想的な目標地点22,218.2を超えて、22,601.4まで上昇しています。後はこの上昇トレンドがどこまで続けられるかにかかっています。3波を超えているので、そろそろ反転の兆しがでてくる可能性にも注意していきたい時期です。
S&P500先物が3波完成するまでは上昇継続するか、その前にナス100が反転を始めるのかは次週の動きを見て考えたい。
6月27日(金)にトランプ大統領のカナダとの貿易交渉決裂の発表で一時的に下落したが、4時間足では長めの下ヒゲをつくり下落分の大半は回復しました。この値動きだけ見ると、買い圧力はまだ優勢で反転にはならなかった。少なくともVWAPを下抜けて下落していかなければ反転とはならないだろう。
今はボリンジャーバンド(チャート外で私が見ている特殊設定)では+2σを這って登っているが、長続きはできないので近々、上昇一服となりやすい。その時に日柄調整なのか、値幅調整となるほどの下落が起きるのかは観測したいところです。
次週のシナリオ
①上昇する場合
反発上昇で21日出来高加重移動平均線の上に推移するなら、3波未完とみて22,218.2達成が次のターゲットです。
②下落する場合
VWAPを下抜けて21,700~21,800前後の出来高が厚い価格帯で止まらず下落継続するときは、まずは次の出来高が厚い価格帯の黄色ボックスゾーンの上限がサポートラインのテスト場面です。6月はこのラインが下限となって横ばいから上昇してきたので、今回もサポートされるか確認したい場所です。また現在の高値から78.6%ポイント付近でこれもサポート材料となり得るでしょう。
黄色のボックスゾーンを下抜ける場合は5月23日安値20,666.8でサポートされるかテストシーンとなります。ただし少し距離が遠くよほどのネガティブ材料がない限りは時間がかかり次週で起きるような下落ではないと見込みます。
NASDAQ 2025 7月の分析★値動きを当てるのではなくサイクルを重視しています
★6/29 コメント
●現状(世界中の人が買ってるから、少々下落したぐらいで慌てないこと)
①調整の場合19400ポイント
●トレード
①6月26日にレバナスを利確 今季用のレバナスは全て売却しました
現物は、そのままにしています
②SOXLは、週足RSIが70%から80%付近で利確を考えたい
★雲のネジレ:為替含む,前後で動きあり
①NASDAQ:7/11,7/16,7/21,9/18,9/22,
★F&G Index 65↑ 4/3-6,4/4-4,4/8-3,
上昇トレンドでの押し目買い:40以下
下降トレンドでの押し目買い:10以下
★PUT&CALL比率 0.68↓ 4/4-0.95,4/8-0.99,4/9-1.00,
0.9以上が買い場を考える場所 / 0.62以下は売りを考える場所
★7月のイベント
JP.SQ11 第2金曜日 US.SQ18 第3金曜日
FOMC31 / 失業率03 / ISM非製造業景気指数04 / CPI15 / PCE31
今年の予想です A強気 B普通 C弱気
●左.週足:USD 右.2週間足:USD
週足:USD PIVOT○ ichimoku○ MACD◎ RSI○ 上昇トレンド
★重要なサポートライン1.98万ポイントを割ると下降トレンドです
オリジナルスプリクトの投稿ができなくなりましたのでボリューム感に欠けます
地政学はテクノロジーの飛躍を後押しできるか?ナスダック指数は最近、顕著な上昇を記録した。その主な要因は、イスラエルとイランの間の緊張が予想外に緩和したことにある。週末に米軍がイランの核施設を攻撃したとの報道が流れ、市場は月曜日に大きな変動を覚悟していた。しかし、イランは冷静な対応を見せ、カタールの米軍基地にミサイルを発射したものの、死傷者や被害はほぼ発生しなかった。これは紛争の拡大を避ける明確な意図と受け止められた。この状況下で、トランプ大統領はTruth Socialを通じて「完全かつ全面的な停戦」を発表し、ナスダックを含む米国株先物は急上昇した。地政学的対立から和平へと移行したこの変化は、投資家のリスク認識を根本的に変え、世界市場を圧迫していた懸念を和らげた。
この地政学的安定は、特にテクノロジーや成長株に重点を置くナスダックにとって有利に働いた。これらの企業はグローバルなサプライチェーンや安定した国際市場に依存しており、不確実性の低い環境で成長を遂げる。商品価格の変動に左右される業種とは異なり、テック企業はイノベーション、データ、ソフトウェア資産に価値を置いており、緊張が緩和されると地政学的リスクの影響を受けにくくなる。今回の緊張緩和は、成長企業への投資家の信頼を高めるだけでなく、将来の金融政策に関するFRBへの圧力を軽減する可能性があり、これは高成長テック企業の資金調達コストや企業評価に大きな影響を与える。
地政学的リスクの緩和以外にも、市場の動向を左右する重要な要素が存在する。FRB議長ジェローム・パウエルは下院金融サービス委員会での証言を控えており、金融政策に関する発言が投資家の注目を集めている。特に2025年の利下げの可能性が議論される中、彼の発言から金利動向の手がかりを探る動きが強まっている。また、クルーズ大手のCarnival(CCL)、物流企業のFedEx(FDX)、ソフトウェアセキュリティのBlackBerry(BB)など、主要企業の決算発表も予定されており、消費支出、物流、ソフトウェアセキュリティなどの分野の現状を示す重要な指標となる。これらの結果は、ナスダックのパフォーマンスに直接影響を与えるだろう。
ナスダック100先物、横ばいだったが米軍イラン攻撃により下落スタート見込今週の振り返り
今週は高値・安値ともに切り下げでしたが株価は横ばいでした。貯金高値22,069を上抜けることはできず、VWAPを下回る展開に反転しました。21日出来高加重移動平均線の前後をウロウロとしていますが、黄色のボックスゾーンの高値で下げ止まり21日出来高加重移動平均線まで戻る動きをしています。
21日出来高加重移動平均線を維持できるうちは上昇トレンドは終わらず上放れに期待できます。現状は横ばい気味な株価推移でボリンジャーバンドが収縮する時期だったため、21日出来高加重移動平均線がローソク足に近づいてきています。週末時点では、ローソク足が21日出来高加重移動平均線とかぶさっていて、ギリギリ21日出来高加重移動平均線の上をキープした形です。
本日時点で米軍のイラン核施設攻撃によりサンデーナスが1.3%前後下落しています。週明けは黄色のボックスゾーン内からスタートする見込みです。21日出来高加重移動平均線を下回った水準からスタートしますが、イランへの攻撃は今のところ影響軽微なので、スルスルと21日出来高加重移動平均線の上に戻る可能性はあります。今後の米国・イランの動向次第ではもう一段下を試す可能性もあります。
さらなる情勢悪化があるか、イラン降伏交渉となるか状況次第ですが、現状は初期反応で売りで反応するが、下がっても押し目買いの好機となりうると想像しています。ただチャートは弱含みな動きに変わってきているため、力強い買いを見たいところです。
黄色のボックスゾーンを下抜ける下落が起きない限りは横ばいから上昇チャンスを狙える位置にいます。21日出来高加重移動平均線の上を取り戻すのがメインシナリオと考えるが、動向次第では一回下を掘りにいく押し目形成をサブシナリオに方向感を見定めて機敏に動きたい。
次週のシナリオ
①上昇する場合
反発上昇で21日出来高加重移動平均線の上に推移するなら、3波未完とみて22,218.2達成が次のターゲットです。
②下落する場合
黄色のボックスゾーンを下抜ける場合は5月23日安値20,666.8でサポートされるかテストシーンとなります。
5月23日安値20,666.8を下抜けるほどのネガティブ材料が出る場合は、200日出来高加重移動平均線から20,358付近が下落目処と見ます。
ナスダック100先物、3波完成?中東緊迫化で下落へ今週の振り返り
今週は高値・安値ともに切り上げて高値は22,069まで伸ばしました。週半ばまでは3波の目標地点22,218.2に迫る動きをしていましたが、22,069を頂点に下落をはじめています。22,218は理想的な目標地点なので3波でそこまで上がらない可能性もある中で、週末にはイスラエル・イランの中東緊迫化を材料に下落しました。
3波目標地点の22,218には到達せず3波終了もありえるし、もう一度高値目指す可能性も残っています。現時点では3波完了かは判断しかねますが、中東情勢や売り圧力を見ながら方向感を見定める時期となります。
6月13日(金)の下落はこの1週間の安値を更新し、一時は黄色のボックスゾーンの上値に差し掛かっていました。安値から下ヒゲをつけて戻しますが、今週の他の日の安値は下回ったままで弱さが垣間見えると同時に、安値は21日出来高加重移動平均線を下抜けできず戻ってることから底堅さもありました。
中東情勢の緊迫化はまだ終わっておらず、報復攻撃が続いている模様です。これらを材料とした下落はまだ止まったとは言えず下落余地が残っています。ただし、「遠くの戦争は買い、近くの戦争は売り」という格言があるように、中東リスク自体は株価への影響は小さいと考えます。
今回の売りはすでに高値水準まで上がってきたところで利益確定売りの材料を探していたタイミングと見受けられました。6月11日(水)に高値をつけた後、軟調になっており、利益確定売りは始まっていたとおもいます。これは米中通商協議の合意が不透明でこれ以上の上昇は見込めない状況でした。そのタイミングで6月13日(金)、中東リスクの顕在化で相場反転が加速したに過ぎないのでしょう。
次週以降は、中東緊迫化や米中通商協議の進展でどのような材料が出るかによって値動きの方向が変わりやすいでしょう。また6月20日にメジャーSQがあるため、その前後で値動きは加速しやすいです。
次週のシナリオ
①上昇する場合
反発上昇するなら、3波未完とみて22,218.2達成が次のターゲットです。
②下落する場合
黄色のボックスぞーンを下抜ける場合は5月23日安値20,666.8でサポートされるかテストシーンとなります。
5月23日安値20,666.8を下抜けるほどのネガティブ材料が出る場合は、200日出来高加重移動平均線から20,358付近が下落目処と見ます。
NASDAQ 2025 6月の分析オリジナルスプリクトの投稿ができなくなりましたのでボリューム感に欠けます
★値動きを当てるのではなくサイクルを重視しています
★6/14 コメント
●現状(世界中の人が買ってるから、少々下落したぐらいで慌てないこと)
①週足RSIはレジスタンスラインに突入、動きは大きくなる
②悪いニュースを餌に、
二ヶ月間かけて売り圧力で下落させる可能性もありますが
日足MA200を守り2万ポイントを割らないなら強気と考えます
③バランスシートを見ると、FRBが陰で支えている
●トレード
①6月10日にレバナス:25%を利確 来週できれば全て利確したい
②SOXLは、週足RSIが70%から80%付近で利確を考えたい(時間軸は長い)
★雲のネジレ:為替含む,前後で動きあり
①NASDAQ:6/12,7/11,7/16,7/21,9/18,9/22,
★F&G Index 60↓ 4/3-6,4/4-4,4/8-3,
上昇トレンドでの押し目買い:40以下
下降トレンドでの押し目買い:10以下
★PUT&CALL比率 0.66↓ 4/4-0.95,4/8-0.99,4/9-1.00,
0.9以上が買い場を考える場所 / 0.62以下は売りを考える場所
★6月のイベント
JP.SQ13 第2金曜日 US.SQ20 第3金曜日
FOMC無し / 失業率6 / ISM製02:非04 / CPI11 / PCE27
アメリカは、サービス業が多いためISM非製造業が重要です
今年の予想です A強気 B普通 C弱気
●左.週足:USD 右.2週間足:USD
週足:USD PIVOT○ ichimoku○ MACD◎ RSI○ 上昇トレンド
★重要なサポートライン1.98万ポイントを割ると下降トレンドです
●SOKL 左:週足 右:2週間足
ギャンブル枠 上目線継続 直ぐには上がらない
ナスダック相場の来週の目標値。高値越えも視野に。21000割れは注意!ナスダック相場ですが、高値越えが視野に入りました。※ 来週中とは限らない
まずざっくりとした目標値は次の通りです。
ラインは茶色です。
ターゲットは22200
押し目買いは20400か19300
来週の分析では青色のラインになります。
21027を割れると20332への押し目
21723には行きがち。越えると22153
22459に付けたら大抵22848
22153または21723では売り、21027割れも売り。
21399越えは買い、分割で21723と22153まで。
という事になりますね。
ブレイクしたらエントリーして前の高値安値に損切りを置くだけです。
6/6雇用統計と6/18夜3時のFOMCに注目しましょう。
とくにざっくりした上と下の目標値、
どちらを先に付けるか?(雇用統計などで)ここに注目したいところです。小動きだった場合は6/11のCPIかFOMCまで待ち。
※この分析シリーズでは、分かりやすくするために目標値算出に「フィボナッチエクスパンション」だけを用いています。