DX.Fのトレードアイデア
【DXY/ドルインデックス】日足で下目線転換/ドル安進行か?米国大統領選挙投票日から開票作業中を通して日足レベルではドル安の動きとなった先週。
ドル安が進む過程で日足の押し安値を更新し下目線転換しており、ドル売りが強くなっている局面と言える。
現在は9/1(ユーロドルが1.20の高値をつけた日)につけた安値91.746に迫る価格まで下げてきており、このまま9/1安値ラインを割ってドル安の流れが継続していくかに注目。
本日午前中にバイデン候補の勝利が伝えられた後の初相場となる週明け月曜日にどのような動きとなるか注視したい。
週足
9/1の安値を割ってくる場合、次に意識される価格は2017年9月の安値。ここまで下がる可能性が現実味を帯びてくる。
日足(最上部チャート)
大統領選挙投票日の前週はドル高で推移。日足の100日移動平均線(水色)で頭を抑えられて反落し、そのまま日足の押し安値(オレンジの破線)を更新してしまったので、下目線転換。ここからは下方向の動きが強まっていく流れ、つまりドル安方向を意識したいところ。
9/1の安値ラインを一気に下抜けてくるか、一度反発上昇して戻してから下げてくるか。
ドルストレートのポジション保有のタイミングには引続きドルインデックスの反転ポイントに注意を払いたい。
【DXY/ドルインデックス】2020/10/31 リスクオフ相場でドル高継続か?/9/25の高値を超えられるかに注目先週は欧州でのコロナ感染再拡大に伴うロックダウン措置、米追加経済対策の選挙前合意未達や大統領選挙の混戦といった要素により、リスクオフ相場となりドル高が進行。
不透明感が増す中で来週の米大統領選挙を迎え、今後どのような展開となるかに注目。
ドルインデックスチャート上の着目点は以下。
・ドルインデックスのチャートは10/21に週足レベルの三角保ち合い下限で反発上昇。
・その後日足の戻り高値(オレンジ破線)を、下ひげを伴う日足ローソク足実体で上抜けして上目線転換となっている。
・次の節目は9/25につけた高値である94.74付近だが、近くには日足100日移動平均線(水色)も迫っているため、一度反落する可能性が考えられる。そこから押し目を形成して94.74ラインを目指す上昇の波が形成されるかどうかに注目したい。
・94.74ラインの次の節目は3/9につけたドル急騰直前の安値ライン。
この付近には長期足の大御所である週足26週移動平均線(黄色のクロス線)も控えているため、反落の可能性が高い抵抗帯として意識しておきたい。
抜ければと96.0のサポートラインまで目立った節目はなく、ドル高に弾みがついていくシナリオが現実味を帯びてくると考えられる。
ただ、FRBが2023年までゼロ金利を継続するとの見通しを示す中ドル高傾向が生まれるのか、世界のマネーの動き、ドルの動向からは目が離せない。
【DXY/ドルインデックス】ドル高安傾向の分岐点となる重要節目が到来ドルインデックスは週足レベルの三角保ち合い下限に到来。
この下限を抜けてくるか、それとも反発するかで来週以降のドル高安傾向の動きの分岐点となる重要節目に要注目。
抜ければドル安傾向が加速し、2017年9月水準を目指す可能性が生まれ、ユーロドルやポンドドルでは上を試す動きが想定される。
前回この三角保ち合い下限を試したのは8/31週。ユーロドルは9/1に1.20の高値をつけて反転下落。
ドルストレート通貨ペアにおいては、ドルインデックスの三角保ち合い下限での動きに応じて反転が起こる可能性を注視したい。
週足
日足
9月初旬から継続していた上昇チャネルが下にブレイクされ、現在は短期下降トレンドが発生中。