ナスダック100、上値トレンドラインでもみ合い上昇今週の振り返り
今週は週足が高値・安値切り上げの上昇でした。
上値のトレンドライン(点線)でもみ合ってたが、木曜日から金曜日にかけてトレンドラインを一時的に上抜けて上昇の強さを示した。
「点線トレンドラインを上抜けたら最高値18,487.5を目指す値動きへ」と先週の上昇シナリオで書いてたが、ここはまだ実現せず。
今週の勢いも次週の継続できれば、最高値超えが見えてくる。
次週のPPI・CPIを無事通過できることが条件となりそうだ。
ナスダックのNew Highs-Lowsはプラスで堅調な推移でした。
あえて気にするとすれば金曜日の出来高が少ない中で作られた裏付けが乏しい上ヒゲ。
標準偏差+2σあたりで失速して利益確定売りが入ったものと見られるので、今のところはさほど気にする必要はなさそうか。
PPI・CPIで強いインフレが確認された場合は、ナスダックは短期的には下落する可能性があるので注意。
とはいえナスダックの実績EPSは上昇してきて株価には余裕があるので、下落しても一過性ではないだろうか。
インフレ鈍化を確認でき、新高値を形成するフェーズに向かってくれると期待したい。
次週のシナリオ
①上昇する場合
目先の上値は最高値の18,487.5。
新高値を更新して上がるなら18,600が次のターゲットだが、18,700くらいまで短期的には狙える可能性もある。
②下落する場合
下落して黄色ボックスゾーンの安値を下回る場合、フィボナッチ50%前後で値止まりするか確認したい。
軽い下落であればフィボナッチ38.2%を少し下回ったあたりで反発してもいいかな。
安値のトレンドライン(点線)あたりに注目してどうなるか見届けていきたい。