S&P500先物、6,111の最高値記録今週の振り返り
今週も高値・安値切り上げの上昇トレンドが続きました。先週末のnoteで上昇シナリオは「上昇継続する場合は引き続き節目の6,100が短期ターゲットと見たい」と書きました。結果としては、12月6日(金)に高値6,111の最高値を記録し、短期ターゲットに到達しました。
先週末の下落シナリオには「フィボナッチ23.6%(カラー)を割り込まない限りは特に気にする必要なし」と書きましたが、今週は接近することもなく下値の堅さもありましたね。
先週末noteに書いてたとおり過熱感はなく、上昇・下落セクターが程よくでている状況でM7の上昇が今週の指数上昇にも影響していた模様です。
経済指標は好調な景気に対して、雇用統計も今のところ心配する必要がない十分な結果でした。GDPNowが3.2%予想と好調で、指数にとってプラスな状況ですね。
高値を結んだトレンドライン(上・白色)に株価が接してきました。また私が別で見ている特殊設定のボリンジャーバンドでも+2σに到達しており、ごく短期的には上値が重くなりそうな水準まで上がっています。もう少し伸びる余地はあるが一過性でやや日柄調整が必要なタイミングに差し掛かっていると思います。
高値を伸ばしてきたので利益確定売りが優勢となるなら、短期的には少し下落に付き合う時期になる可能性も出てきているため、値動きには注意。
次週のシナリオ
①上昇する場合
まだ上昇を継続するなら、6,135~6,140前後が次の目安だろう。
②下落する場合
次週、利益確定売り優勢となったとしても、まずは21日出来高加重移動平均線あたりまでが目処ではないだろうか。21日出来高加重移動平均線を下抜けて下落するまでは特に気にするほどの下落ではない。21日出来高加重移動平均線のサポート具合を確認したい。
6,000の節目がサポートで意識される可能性もある。