S&P500先物、フィボナッチ23.6%の上に回復今週の振り返り
今週は高値・安値切り下げの週でしたが反発上昇となりました。
先週末時点では上昇シナリオは「反発するなら、フィボナッチ23.6%が次の目安。買い圧力が強いなら6,050台を目指す動きになることを期待したい。」と書きました。結果としてはフィボナッチ23.6%をやや上回る5,987まで上昇しましたね。概ね想定通りの値動きとなってよかったです。
一方、下落シナリオで「ベースの出来高を作っていたゾーンの5,850あたりを下抜けると、もう一段下のゾーンまで下落するかもしれない。」と書いていました。11月19日(火)に今週の安値をつけましたが、安値は5,855で5,850を下抜けることがありませんでした。ほぼ21日出来高加重移動平均線に支えられた値動きで下値は堅かったです。
NVDA決算クリア、PMIの好調な結果とイベント通過しました。特にPMIは製造業が前月比プラスの予想一致で底打ちしたかもしれない兆しが出てきました。サービス業は相変わらずの絶好調で伸ばしており、PMI総合も予想上振れとなりました。
今週は11月11日高値から日柄調整後の反発でしたが、次週以降に最高値更新をトライする値動きに期待したい。
次週のシナリオ
①上昇する場合
このままフィボナッチ23.6%を上回る値動きとなっていければ、11月11日最高値超えにトライ。次の節目の6,100が短期ターゲット。
②下落する場合
フィボナッチ23.6%を下回る場合は微調整はあるのかもしれないが大幅に下がる兆しはまだなく、21日出来高加重移動平均線の上にいる間は横ばい程度の動きとみる。
21日出来高加重移動平均線をローソク足実体で下抜ける場合は、再びフィボナッチ61.8%あたりがサポートになるか試される場面。