【EURJPY】相場分析20200916 ユーロ円も下降トレンド転換でショート狙い【サマリ】
クロス円が続々と日足レベルで下降トレンド転換しています。
今のところ、上昇トレンドが続いているのは、オージー円とニュージー円くらい。ポンド円は最近のポンド下落で下降転換済み(下記リンク参照)、スイスフラン円も日足押し安値更新して本格的な下げが始まりそうな気配です。
ユーロ円も今まで日足押し安値ラインでの買い支えが入り、なんとかこのラインを守っていましたが、今日になって下抜けとなりました。
ということでユーロ円も下降転換で、今後は売りを狙って行くべく、ショート戦略を解説します。
【詳細】
長期足の確認による環境認識です。
<長期足>
週足
長期継続していた下降チャネルの上限を上抜けた後、チャネル上限に再び戻ってきたところです。
<中期足>
日足
ポイントをいくつか列挙します。
・緑のボックス圏が重く、9月頭につけた高値を超えられずに高値が切り下がってきている。
・長らく上昇トレンドのガイドとなっていた緑の上昇チャネル下限がブレイクされ、現在は横ばいでの調整局面にいる。
・日足の押し安値ラインを下抜け(まだ日足ローソク足は未確定であるものの実体抜けする公算が非常に高い)
->日足レベルでの下降トレンド転換
以上から今まで継続してきた上昇トレンドが終了し、現在の天井圏での調整相場から下降トレンド転換していくだろうと見ています。
とすると、今後想定できる波動のイメージとしては赤の波動イメージで示したように、上昇5波から下降の3波が始まる可能性が考えられます。
もちろん狙うのは戻り売りです。
日足チャート
4時間足(最上部チャート)
日足で解説した今後形成されうる下降3波のイメージを持ちつつ4時間足を見ます。
現在の下落が、一度赤の週足下降チャネル上限で反発することを考え、ここをA波の終点。
その後反発上昇してB波を形成してからのC波を狙います。
B波の戻りの目処は1H足の戻り高値から4H足の戻り高値付近が、ちょうどA波のフィボ0.383-0.618ゾーンと重なるため、このあたりでの戻りを想定しておきます。ちょうど日足の20日移動平均線(ピンクの太線)がグランビルの法則の通りローソク足にかぶさってくるようになって、下落していくイメージです。